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【令和7年度 面河山岳博物館企画展「えひめの外来生物」 愛媛/久万高原町】 外来生物の今を学ぼう

2025.5.2 えひめのあぷり編集部

2025年4/26~6/22開催 愛媛にいる特定外来生物を知ろう!

現在、愛媛県久万高原町の面河山岳博物館では、愛媛に生息する外来生物をテーマにした企画展が開催中です。

「外来生物」とは、元々その地域には生育していなかったのに、人間によって他の地域から持ち込まれた生物のことです。
今回の展示では主に特定外来生物について約25種100点の標本を展示し、その姿を知ってもらうとともに、愛媛県での分布状況や被害状況など、今知っておくべき愛媛の外来生物の現状を紹介します。

特定外来生物については、アライグマ、ヌートリア、ソウシチョウ、ウシガエル、アカミミガメ、セアカゴケグモなど愛媛に生息する17種について標本を展示しています。​
また、ヌートリアやカミツキガメ、ナガエツルノゲイトウなどは動画での解説があります。​

愛媛にどんな外来生物がいて、どんな問題が起きているのか、起きるかもしれないのか、といった事実を解説パネルで分かりやすく紹介しています。

外来生物の問題は、単なる自然愛好家だけの関心事ではありません。
在来生態系や農林業に影響を与えるだけでなく、毒などによって人に直接危害を加えることもあるため、一般の皆さんも知っておくべき重要な問題です。

同時開催企画の「石鎚山の昆虫」も楽しもう!

同時開催企画として石鎚国定公園指定70周年記念イベント「石鎚山の昆虫」を開催。
1955年に国定公園に指定された石鎚山における昆虫類を多数の標本で紹介しています。

在来種の宝庫である石鎚山エリアの生物多様性を、外来生物の展示と対比しながら、愛媛の自然の今をのぞいてみて下さい。

面河山岳博物館は 約3,000点の資料からなる常設展示では、石鎚山系に生息する動植物や岩石、石鎚山岳信仰・登山史などを紹介。
地域の資料収集(館蔵品の数は約50,000点)・調査研究を進め、年2回の企画展や季節に合わせた自然観察会や昆虫教室などの教育普及活動もおこなっています。​

休館日は毎週月曜日と祝日の翌日(5/5,5/6は開館)で、開館時間は9:30~17:00(入館は16:30まで)。
ぜひ足を運んで、たくさんの発見をしてみては。

■ 令和7年度 面河山岳博物館企画展「えひめの外来生物」
開催日/2025年4月26日(土)~6月22日(日)
開催時間/9:30~17:00(入館は16:30まで)
開催場所/面河山岳博物館 3階展示室
住所/愛媛県上浮穴郡久万高原町若山650番地1
料金/一般300円(団体250円)、小中学生150円(団体100円) ※団体は20名以上 ※高齢者(65歳以上)および身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の所持者(介添者1名を含む)は半額
駐車場/あり
お問い合わせ/面河山岳博物館 0892-58-2130

公式HPはこちら

基本情報

店名

面河山岳博物館

住所

上浮穴郡久万高原町若山650-1

電話番号

0892-58-2130

営業時間

9:30~17:00

定休日

月曜(祝日の場合営業、翌火曜休) 

駐車場