
世界中で上演されてきた社会派ミステリーの傑作
2025年9月19日、「愛媛県県民文化会館」にて、松山市民劇場の9月の例会を開催。
演目は、「夜の来訪者」。
1945年の初演以来、世界中で上演されてきた社会派ミステリーの傑作です。

舞台は、昭和15年の春。
娘の婚約者を迎え、一家団欒の夜を過ごす倉持家。
影山と名乗る警部が突然訪れ、ある女の死を告げて家族一人ひとりに質問を重ねていく。
影山が去った後、次々と家族の過去が暴かれていきます。

誰かの行動が、巡り巡って自分に返ってくる。個人が社会に対して持つ責任等、社会が弱者を切り捨てるのは本当に正しいことなのか?
社会的地位、年齢、性別など様々な2つの対立構造を見せることで、変わる勇気を気づかせてくれます。
事件の当事者が自分にとってまったく他人であっても、その人に対して我々は何らかの責任がある。その責任から逃れられる人は居ません。
影山の台詞「人間はひとりでは生きていけない。ひとつの家族だけでは生きて行けないんです。全体が絡み合い助け合っている。人間はほかの人間全体に責任があるんです。」
現代の混沌とした世界情勢の中で、一人ひとりの生き方と社会との関わりを鋭く問いかける作品です。ぜひ会場に足を運んで体感してみましょう。
俳優座劇場プロデュース公演『夜の来訪者』の情報


■開催日/2025年9月19日(金)
■開催時間/18:30~20:15(開場18:00)※休憩なし
■開催場所名/ 愛媛県県民文化会館
■開催場所住所/ 愛媛県松山市道後2-5-1
■駐車場/あり(有料)
■入場料/一般5,500円、26歳以下2,500円、18歳以下1,500円
■お問合せ先/松山市民劇場(089-943-2460/matsuyama.sgeki@gmail.com)
愛媛県県民文化会館の基本情報
店名
愛媛県県民文化会館
住所
松山市道後町2丁目5-1
電話番号
営業時間
9:00~22:00(電話受付は~17:00)
定休日
月曜(月曜日が祝日の場合はその翌日)
駐車場
303台(有料)
席数
メインホール2,725席、サブホール912席