
一度食べたら忘れられない、三津浜商店街の避暑地
こんにちは、えぷりライターのなづなです♪
暑さが日に日に増してくるこの季節。
そんな時期になると、私が毎年のように恋しくなるのが、松山市・三津浜商店街にある【島のモノ喫茶 田中戸(たなかど)】のかき氷です。
伊予鉄道高浜線・三津駅から徒歩4分。
昔ながらの風情が残る商店街を歩いていると、ふと現れるレトロでかわいらしい外観のお店。
「夏になったら、ここでかき氷を食べなきゃはじまらない!」
そんな気持ちにさせてくれる、特別な一杯。
何度訪れても、「田中戸」の新しい魅力と出会える、かき氷の世界をお届けします♪

昔ながらの商店街を歩く時間も、ちょっとした旅気分。

お店のすぐそばには駐車スペースがあり、電車でも車でも、ふらっと立ち寄れるのがうれしいポイント。

レトロで味わい深い外観、三津浜のまちにそっととけ込むような、小さな喫茶店。

木のぬくもりあふれる店内には、カウンター席やテラス席も完備。
ゆったりと心がほどけていくような、やさしい空気が流れています。
今年最初の一杯!季節限定の「生いちご」
今年最初に田中戸を訪れたのは、6月の風が心地よい日。
この日の目当ては、季節限定の「生いちご」♪
注文を受けてから、店主さんが一杯ずつ丁寧に削ってくれる田中戸のかき氷。
「生いちご」には、東温市「いちご日和」さんの完熟いちごが贅沢に使われています。
フレッシュな果実をそのまま生かしたソースがたっぷりかかっていて、甘みと酸味の絶妙なバランスが魅力。
ひと口ごとに、旬の味わいが広がります。
果物ベースのものから、自家製練乳を使ったもの、ちょっぴりスパイシーな変わり種まで、メニューも多彩!
その日の気分や気温に合わせて選ぶのも、田中戸ならではの楽しさです。

季節ごとに少しずつ変わる、田中戸のかき氷メニュー。

「生いちご」登場!見た目の可愛さにまず感動。
ふわふわ氷とジューシーないちごがとけ合って、思わず笑顔に♪

テラス席でゆったりとかき氷タイム。
夢中で味わっていたら、あっという間に完食していました。
クラフト練乳の「田中戸ミルク」と、さんぽの寄り道
次にいただいたのは、田中戸の定番メニュー「田中戸ミルク」。
こちらは自家製の練乳が主役の一杯!
愛媛県産のミルクに、トンカ豆や数種類のドライフルーツなどを加えて、じっくり煮詰めた、店主さんこだわりの“クラフト練乳”です。
そして、田中戸を訪れるときのもうひとつの楽しみ。
それが、商店街での“寄り道”。
この日は、帰り道にピンク色の自動販売機が目印のパン屋さん「N's Kitchen&labo(エヌズキッチンアンドラボ)」のオープン日!
ゆったりした時間のなかで、こんなふうに出会いがあるのも三津浜の魅力です。

まろやかでコクのある甘さが口いっぱいに広がる、大人も夢中になるおいしさ!

まさに“夏だけのごほうび”、いただきます♪

かわいいピンクの自販機は、営業日以外でも購入OK。
気軽に立ち寄ってみてくださいね♪

一番人気の「シナモンロールパン」と、ザクザク食感がたまらない「スコーン」をおみやげに♪
帰り道までずっと、おいしさが続く三津浜さんぽ。
大人のごほうび時間、「田中戸ミルクカカオ」
2度目の田中戸は、7月のとっても暑い日。
お仕事の合間に、こっそり“自分だけのごほうび時間”として足を運びました♪
どうしても食べたかったのが、クラフト練乳に有機ココアパウダーとカカオニブをトッピングした「田中戸ミルクカカオ」。
ひと口すくうと、練乳のコクとカカオのほろ苦さがほどよく混ざり合い、相性抜群!
さらにカカオニブの“コリッ”とした食感がアクセントになって、最後まで飽きることなく、夢中で味わっていました。
「次はどんな味にしようかな~♪」
季節が変わるたび、旬のおいしさに出会えるのも、田中戸の楽しみのひとつです。

注文を受けてから一杯ずつ丁寧に仕上げる店主さんの姿に、思わず見入ってしまいます。

登場した瞬間、思わず「わぁ…」と声が出てしまうほどの美しさ。

ふわっふわの氷を、最後のひと口まで楽しめる!

次に出会えるのは、桃、そして無花果?!季節ごとの味わいを楽しみにしてます♪
素材へのこだわり、店主の想い、そして空間の居心地、どれもがやさしくて、愛媛の“夏のおいしい”がぎゅっと詰まった一杯。
ふらりと立ち寄れば、心と体がほっと涼しくなる、そんな魅力あふれる場所です。
三津浜に足を運んだら、ぜひ一度、その「恋するかき氷」に会いに行ってみてくださいね♪
■島のモノ喫茶 田中戸
住所/松山市住吉2-8-1
定休日/水曜(臨時休業あり)
電話番号/090-6280-3750
駐車場/有り3台
営業時間/11:00~17:30 (17:00L.O)