
<写真・左>川﨑屋 4代目・店主 川﨑俊暢さん <写真・右>田中 浩介 松前町長
\タウン情報まつやま50周年企画/
愛媛県内20市町の魅力を再発見する特別企画【えひめまちさんぽ】
本企画では、各自治体の市長・町長に編集部が直接インタビューを行い、それぞれのまちが持つ特色や魅力をお届けします。
暮らす人にとっての誇りや、訪れる人が感じる新しい発見など、愛媛の“まちの魅力”を一緒に見つけていきましょう。
第2回は松前町。
松前町がどんな町なのか、その魅力をたっぷりとご紹介します。
さらに今回は、松前町長・田中浩介さんに編集部が直接インタビュー!まちの今とこれからについて、お話を伺いました。
海の幸も大地の恵みも“おいしい”が集まる町

はだか麦の生産量は全国トップクラス。
小魚珍味発祥の地で、そらまめや新米、朝獲れしらす、いりこなど松前ならではの味覚が満載です!
子育てを全力応援!出産世帯に最大30万円補助

小・中学校の給食費を全額無償化し、さらに出産世帯には最大30万円の補助を実施。子育て家庭に寄り添い、安心して暮らせるまちを実現しています。
中小企業支援に注力、地域経済をともに育む

町独自のプラットフォーム「BizG Masaki」によりLINEを通じた補助金・人材情報の提供など、中小企業の成長を伴走型で支援しています。
アクセス抜群!観光もショッピングも◎

松山空港から車で約20分、松山ICや国道56号も近く、アクセス良好。県内外から観光やショッピングに多くの人が訪れる人気のエリアです。
そんな松前町の町長である田中町長に編集部がインタビューしてきました。
松前町長から見た松前町はどんなまちですか?

松前町は「人が集うまち」です。
県内最大の商業施設「エミフルMASAKI」があり、週末には町外からも多くの人が訪れ、にぎわいを見せています。
また、「新しいものを生み出す空間があるまち」でもあります。愛媛県内20市町の中で唯一、山間部のない松前町は、すべてが平地という地理的特性を持ち、土地の活用がしやすいという大きな利点があります。
隣接する松山市中心部では、広大な土地の確保が現状では難しい中、車でわずか20分の距離にある松前町には、まだ活用可能な余地があります。
こうした強みを生かして新しいものを創出し、人々が自然と集まる――松前町には、そんな未来への希望があると思っています。
今、特に力を入れているのは?

松前町でも2012年を境に人口減少が始まり、少子高齢化が着実に進行しています。
社会の支え手である現役世代が減少すれば、高齢者の皆さんも子ども達も支えることはできません。
少子化は日本全体の問題なので本来国が行うべきものですが、松前町は「子育てにやさしいまち」を目指し、子育て支援の充実に取り組んでいます。
これまでに、第2子以降の保育料の無償化、18歳までの医療費の無償化、町立小中学校の給食費の無償化を実現させ、愛媛県と連携して出産世帯には最大30万円の補助も実施しています。
人口減少・少子高齢化に緩やかに歯止めをかけ、誰もが安心して暮らせるまちでありたいと思っています。
今後、松前町をどんなまちにしていきたいですか?
全方位から訪れやすいという地理的特性を活かして、“中予に新しい価値を生み出すまち”にしていきたいと思っています。
たとえば、スポーツを核にした施設を整備し、県民はもちろん観光客も楽しめる場をつくりたいですね。マリンスポーツやアーバンスポーツなど、10代・20代の若い世代が楽しめるフィールドを整えるのも面白いと思っています。
タウン情報まつやまの読者のみなさんに一言お願いします!

同級生で仲の良い、田中町長と川﨑屋の店主
松前町に来れば、きっと新しい可能性が広がります!
ワクワクがたくさん詰まった松前町へ、ぜひ遊びに来てください!
松前町長おすすめのお店・川﨑屋

今回、田中町長のインタビューにご協力いただいたのは、昭和6年創業・今年で95年を迎える老舗「川﨑屋」さん。

田中町長の“地元の味”といえばここ。

複数の宴会場を完備し、最大50名規模の宴会も可能です。

まさきビーフン(935円)
2代目が考案し、長年愛され続ける看板メニューの「まさきビーフン」は、野菜たっぷりのあんがクセになる美味しさです。
【店舗情報】
住/伊予郡松前町浜460
☎/089-984-1056
営/11:00~14:00、17:00~21:00(日曜、祝日は仕出しのみ営業)
休/不定
P/有
HP/無
電子決済/可