
2025年11月20日(木)松山市民劇場 第366回例会
松山市民劇場11月の例会は、文学座公演「昭和虞美人草」。
夏目漱石の『虞美人草』を翻案して舞台化した作品で、時代は昭和四十年代の終わり、1973年に設定されています。
代議士甲野大吾の息子である欽吾はマニアックなロック雑誌「エピタフ」を主催。編集に携わるのは盟友である宗近、小野、浅井。彼らを冷ややかな目でみるのは欽吾の腹違いの妹・藤尾。彼女は東大卒で将来を嘱望される小野に急接近する。小野には京都に小夜子といういいなずけのような女性がいる。2人の女性の間で揺れ動く小野に宗近が諭す。
「小野さぁ、そいつはロックじゃないぜ…」

夏目漱石は「虞美人草」で3人の若者を通して「日露戦争後を日本人はどう生きるべきか」を描きました。「昭和虞美人草」の3人の若者の生き方のどれがこれからの日本のために必要でしょうか?
ロック雑誌「エピタフ」の刊行に情熱を燃やす若者たちをコミカルに描く、70年代の青春群像劇。
ぜひ会場でお楽しみください。

『昭和虞美人草』は夏目漱石の『虞美人草』を翻案して舞台化した作品です。時代を昭和四十年代の終わり、1973年に設定したことです。作中で甲野さんは新しいロック雑誌の編集長をしています。この雑誌は1972年に創刊された『ロッキング・オン』です。皆様それぞれの七十年代の思い出を思い浮かべながらお楽しみください。
【マキノノゾミさんのレターメッセージより】
文学座公演「昭和虞美人草」の情報
■開催日/2025年11月20日(木)
■開催時間/18:30~(開場18:00)※上演時間2時間45分(休憩15分)
■開催場所名/愛媛県県民文化会館 サブホール
■開催場所住所/愛媛県松山市道後町2-5-1
■駐車場/あり 有料 ※台数に限りあり(公共交通機関の利用がおすすめ)
■入場料/一般5,500円、26歳以下2,500円、18歳以下1,500円
■お問合せ先/松山市民劇場(089-943-2460)(matsuyama.sgeki@gmail.com)
愛媛県県民文化会館の基本情報
店名
愛媛県県民文化会館
住所
松山市道後町2丁目5-1
電話番号
営業時間
9:00~22:00(電話受付は~17:00)
定休日
月曜(月曜日が祝日の場合はその翌日)
駐車場
303台(有料)
席数
メインホール2,725席、サブホール912席