
2025年12月7日(日) 砥部町で和の心が響く唯一無二の体験を
忙しい日常を離れ、日本の伝統文化にじっくりと浸るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
2025年12月7日(日)、砥部町文化会館 ふれあいホールにて開催される「県民総合文化祭 吟詠剣詩舞公演」は、和の美しさと力強さを体感できる貴重なイベントです。

35の会派、約1400名の出演者が一堂に会し、吟詠と剣詩舞の壮大な舞台が繰り広げられます。
心を揺さぶる音と舞、目の前で繰り広げられる伝統芸能の迫力は、何度でも観たくなるほどの魅力を感じること間違いなし。
入場無料なので、初めての方も気軽に足を運びやすいのがうれしいポイントです。
家族や友人と一緒に、または自分へのご褒美にもぴったりな特別な午後を楽しんでみてください。
歴史ロマンと芸術が調和する、吟詠剣詩舞の奥深い世界

吟詠剣詩舞は、武士の文化道として礼節や美意識を現代に伝える伝統芸能です。
吟詠は漢詩や和歌に独特の節をつけて朗詠し、剣詩舞はその詩の世界を剣や扇を用いて舞で表現します。
今回の公演では、全国大会でも活躍している愛媛県の実力派吟士や演者が集い、李白や杜甫、頼山陽、吉田松陰など歴史に名を刻む詩人の作品から、地元愛媛・松山ゆかりの「松山城」といった題材まで幅広く披露。
同じ詩でも流派や吟士によって節や伴奏が異なり、まったく異なる趣を味わえるのも大きな見どころです。
詩や歴史に詳しくなくても、パンフレットに分かりやすい解説があるため安心して観賞でき、言葉と舞が織りなす世界に自然と引き込まれます。
初めてでも楽しめる! 観賞のポイントと舞台の楽しみ方

初めて吟詠剣詩舞を観る方にも、分かりやすいポイントが満載です。
各流派による合吟(大人数での吟詠)や群舞(多人数での舞)は、空間を満たす声と調和の取れた動きが圧巻。
パンフレットには吟題や詩の内容、舞のテーマが丁寧に紹介されており、表現の違いにも注目できます。
同じ詩でも流派ごとに節や伴奏に違いがあるので、聞き比べてみるのもおすすめです。

第二部の「構成吟詠剣詩舞」では、テーマ性のある団体演技が展開され、ストーリー仕立ての演出が初心者にも分かりやすく、舞台全体に引き込まれる体験ができます。
写真や動画の撮影はできませんが、心に残る感動はきっと持ち帰れるはずです。
世代を超えて響き合う、流派と演者たちによる壮大なステージ

この公演の最大の魅力は、愛媛県内35会派・約1400名が参加する圧倒的なスケール感にあります。
第一部では、各流派の代表やコンクール入賞者が、それぞれの流儀で吟詠と剣詩舞を披露。
李白や杜甫などの中国の詩人、日本の漢詩大家、そして地元の題材まで幅広い吟題がステージに並びます。
同じ詩でも演者や流派によって雰囲気や節調がまったく異なり、何度でも新鮮な驚きを感じられますよ。
第二部では団体による大迫力の舞台が展開され、全員の連携とダイナミックな演技が観る人の心を打ちます。
幼少年から90歳を超える方まで幅広い世代が登場し、家族三世代で楽しむ姿や、礼節を重んじて協力し合う光景も印象的です。
伝統文化の深みと、世代を超えたつながりを実感できるイベントとなっています。
文化の継承と健康への第一歩 新しい趣味を始めてみては?

吟詠剣詩舞は、文化の継承だけでなく健康増進や生涯の趣味としても人気が高まっています。
大きな声で吟じることで心身がリフレッシュされ、舞の動きは全身運動にもなり、健康維持にも役立ちます。
90歳を超えても現役で活躍する方が多いのもこの世界ならではです。
愛媛県吟剣詩舞道総連盟では新規会員を随時募集しており、興味のある方には通いやすい流派や稽古場所も丁寧に案内しています。
家族や友人と一緒に始めたり、親子三世代で楽しむのもおすすめです。
この公演をきっかけに、新しい趣味の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
ご来場にあたっての注意事項

入場は無料です。
剣詩舞の写真や動画撮影はご遠慮ください。
幼少年の部のSNS掲載については保護者の許可が必要です。
ご理解とご協力をお願いいたします。
県民総合文化祭 吟詠剣詩舞公演の情報
開催日/2025年12月7日(日)
開催時間/13:00~16:00(予定)
開催場所/砥部町文化会館 ふれあいホール
住所/愛媛県伊予郡砥部町宮内1410番地
料金/なし(入場無料)
駐車場/あり
お問い合わせ/愛媛県文化振興課 089-947-5581