
2025年11月9日(日) 開催 日常が詩になる特別な時間を体験してみませんか?
短歌の世界に一歩足を踏み入れると、31文字のなかに広がる無限の表現力や、日々の気持ちを言葉にする新鮮な感動に出会えます。
この秋、愛媛県松山市の愛媛県県民文化会館で「県民総合文化祭 短歌大会」が開催されます。
短歌は今、SNSの盛り上がりやデジタルツールの普及で、若年層や初心者にも身近な存在になりました。
文化や文学、創作に関心がある方はもちろん、短歌に初挑戦したい方や、趣味を広げたい方にもおすすめのイベントとなっています。
会場は道後温泉エリアの中心で、アクセスも快適。
週末のリフレッシュやお出かけ先としてもぴったりです。
現代短歌の第一人者・大森静佳氏の講演で、言葉の深さと時代の息吹を感じる

今回、注目を集めているのが、「塔」編集委員としても活躍する歌人・大森静佳氏の特別講演会です。
大森氏は歌集『てのひらを燃やす』で現代歌人集会賞、日本歌人クラブ新人賞、現代歌人協会賞をいずれも最年少で受賞した実力派。
NHK短歌の選者や笹井宏之賞の選考委員も歴任し、現代歌壇を代表する存在として多方面で高い評価を得ています。
今回の講演テーマは「現代短歌・この四半世紀」。
時代と共に変わる短歌の魅力や、言葉が持つ力、現代の感性がどのように受け継がれてきたのか、初心者にも分かりやすく語られます。
短歌に詳しくない方も、深い世界観や創作のヒントに出会える充実の内容です。
応募短歌の歌評や講評を直接聞ける、貴重な創作体験を

大会では、応募された短歌作品への専門家による歌評や講評が行われます。
自作の短歌がどのように受け止められるか、他者の視点から新たな気づきが得られるまたとない機会です。

「何を工夫すれば上達できるか」「どんな表現が人の心に響くのか」など、プロの歌人や経験豊かな審査員から具体的なアドバイスを受けられるのが大きな魅力となっています。
学生・生徒は応募料無料で気軽に参加できるので、学校の授業や部活動で短歌に触れている方、初めて挑戦する方にも最適です。
入選者には表彰もあり、達成感やモチベーションアップにも繋がります。
幅広い世代が集い、初心者も安心して交流・学び合える場

この短歌大会には、小学生からシニア世代まで多様な年齢層の方が集まります。
短歌に初めて触れる方も、日ごろから創作を楽しんでいる方も、等しく言葉の世界に没頭できるイベントです。

会場では親しみやすい雰囲気の中で、短歌サークルや地元の愛好家、文化祭の参加者同士が交流する場も広がります。
専門用語もやさしく説明されるため、初心者でも安心して参加できます。
ペンと紙、あるいはスマートフォンさえあれば始められる短歌は、誰でも気軽に楽しめる創作活動。
この大会をきっかけに、新たな趣味や仲間、刺激的な発見が待っていますよ。
県民総合文化祭 短歌大会の情報
開催日/2025年11月9日(日)
開催時間/10:00~15:30
開催場所/愛媛県県民文化会館 真珠の間B
住所/愛媛県松山市道後町2-5-1
料金/入場無料(応募料:二首一組3,000円、学生・生徒は無料)
駐車場/あり(303台 30分ごとに100円、大型車は200円)
お問い合わせ/愛媛歌人クラブ 090-8972-5792(檜垣)