
毎日の食卓で、おなじみの『豆腐』。
その豆腐の裏側には、職人たちのこだわり、そして未来を見据えた想いがたくさん詰まっています。
学校給食にも商品を届けている豆腐店『豆愛』。
安心・安全なお豆腐づくりはもちろんのこと、子どもたちに食の大切さを伝える活動にも力を入れている豆腐店です。
今回は、豆愛の代表取締役社長 古家 信一郎さんに、豆腐づくりへの想いや、子どもたちの未来につながる取り組みについてお話を伺いました。
愛媛県産大豆を使った、地域に愛される豆腐づくり

―まずは、どんなお仕事をされているのか教えてください。―
絹ごし豆腐や木綿豆腐、おぼろ豆腐、油揚げなど幅広い商品を製造し、地域のスーパーや学校給食にも提供しています。
特に人気なのが、とろけるような食感の『おぼろ豆腐』です。

写真提供:(株)豆愛
愛媛県産大豆100%で作っていて、第8回全国豆腐品評会中国・四国地区大会では、充填豆腐部門で金賞を受賞しました。
豆腐が苦手な子どもでも「豆愛のお豆腐なら食べられる」と言っていただくこともあって、嬉しい限りです。
地産地消と安心・安全にこだわりながら、毎日の食卓においしい豆腐を届けています。
機械で制御しているものの、最終的には熟練の勘が必要な職人業

―この仕事のやりがいは、どんなところにありますか?―
おいしい豆腐づくりは、実は前日から始まっています。
気温や水温によって大豆の状態は毎日変わるため、水分量やにがりの量を都度調整しなければなりません。
朝、大きく膨らんだ大豆を見ながら、その日の状態を確認し、細かな調整を重ねていくのですが、これが難しいのです。

時には思うように固まらないこともありますが、その分、理想通りのお豆腐ができあがった時の喜びは格別ですね!
「お客様を驚かせたい」「美味しい豆腐を味わってもらいたい」という想いが、毎日の豆腐づくりを支えています。
子どもたちの身体をつくる『おいしいたんぱく質』を届けたい

―豆腐の需要について、どのように感じていますか?―
豆愛の使命の一つに、豆腐を通じて食の大切さを伝えることがあります。
大豆から作られている豆腐は、良質なたんぱく質を手軽に摂ることができる、優れた食品です。
柔らかいので、離乳食から高齢者まで幅広い世代に親しまれています。

近年は、お味噌汁を飲む機会や豆腐を食べる機会が減っている家庭も増えていると聞いて、残念です。
こんなに良い食文化の『豆腐』を、無くしたくありません。
子どもたちが自然と豆腐を食べる習慣を持ち、健康な身体づくりにつなげてほしいです。
作るだけじゃない!親子で学べる豆腐工場

―現在、取り組んでいることを教えてください。―
豆愛では土曜日に、親子向けの工場見学を開催しています(※要予約)。
実際の製造工程を見学したり、できたてのお豆腐を味わったりと、「普段なかなかできない体験が盛りだくさんで楽しい!」と好評です。

写真提供:(株)豆愛
イベントでは、豆乳とにがりを使って豆腐づくりを体験する食育活動も実施しました。
地域の小学校や中学校から、職場体験の受け入れも行っています。
豆腐を食べるだけではなく、知る・作る体験を通して、子どもたちが豆腐への興味・関心を深められる取り組みを今後も続けたいです。
未来へつなぐ1すくい、豆愛からのメッセージ

―最後に、読者へメッセージをお願いします。―
豆愛は、豆腐づくりを通じて地域や社会に貢献したいと考えています。
近年は衛生管理をさらに強化するため工場を新設し、安心・安全な製造環境づくりにも力を入れてきました。
そしてこれからは、新商品の開発やイベントの開催、豆腐を主役にした食事処など、新たな挑戦も視野に入れています。

豆腐を食べる文化を未来へ残したい!
この想いを胸に、今日も一丁一丁、丁寧に豆腐作りに励んでいます。
ぜひ一度、大豆の旨味を凝縮した豆愛の『濃厚な豆腐』を味わってみてください。
「豆腐って美味しいな」と感じていただけたなら、幸いです。

株式会社 豆愛は、お出かけ情報や子育て関連の情報を発信することで、愛媛の子どもたちに笑顔を届け愛媛への愛着を育てるプロジェクト「にこひめプロジェクト」の協賛企業です。