
いつも遊びに行っている「愛媛県立とべ動物園」も、夜になるとちょっと違う場所に見えるかも?
今回は、8歳の娘と4歳の息子、私の3人で「夜の動物園」に遊びに行ってきました。
普段は昼間に訪れることが多い動物園ですが、夕暮れから少しずつ暗くなっていく園内は、いつもとは違うワクワク感がいっぱい!
実際に子どもたちと歩いてみると、昼間はあまり動いていない動物が活発に動いていたり、普段はなかなか見られない姿に出会えたりと、親子でたくさんの発見がありました。
今回は、8月29日に実際に訪れた体験を振り返りながら、これから楽しめる「夜の動物園」の魅力をご紹介します。
次回の開催は2026年9月26日(土)
10月3日(土)・10日(土)・17日(土) となっています。
駐車場からワクワク!無料バスに乗って夜の動物園へ
「夜の動物園」は人気イベントということもあり、到着すると動物園隣接の駐車場はすでにいっぱい。
今回はニンジニアスタジアムを越えたところにある、東駐車場に車を停めました。
「ちょっと遠いな……」と思いましたが、ここから動物園までは無料バスが運行されていました。
しかも、次々とバスが来るので待ち時間はほとんどありませんでした。
子どもたちはというと、動物園へ向かうバスに乗れるだけで大喜びです。
なかには動物の形をしたバスもあり、8歳の娘も4歳の息子も「動物のバスだ!」と大興奮。
駐車場から動物園までの移動時間も、子どもたちにとっては楽しいイベントのひとつになりました。
動物園に到着したら、まずは受付へ。
受付も混み合っていましたが、年間パスポートを持っていたのでスムーズに入場できました。
入口では暑さ対策のミストも出ていて、ひんやり気持ちいい!
夕暮れから夜へと変わっていく空の色と、いつもとは違う園内の雰囲気も相まって、入園する前からワクワクが止まりません。

ライオンのシャトルバスは迫力満点!
遠い駐車場に停めてしんどいなと思いましたが、子どもが喜んでくれてよかったです。

移動時間はほんの数分。でも、子どもたちは窓の外を眺めてとても楽しそう。
夕暮れから少しずつ夜になる空も子どもからすれば新鮮です。

とべ動物園といえば、入口に続く小道にある動物の足跡。
みんな歩きたがるから大渋滞(笑)

入園してすぐにあるのはスネークハウス。
ヘビやワニなども活発に動いていました。

カメもよく動いている子と、じっとしている子がいました。
気になって調べてみると、種類によって活動する時間帯が違うようです。
夜になると動物たちが元気!「昼と違う」に子どもたちも大興奮
夜の動物園」の一番の魅力は、普段とは違う時間帯の動物たちに出会えること。
実際に園内に入ってみると、昼間はあまり動いていないこともあるライオンやジャガーなど、ネコ科の動物たちがいつも以上に活発に動いていました。
「こんなに動くんだ!」と、いつもとは違う姿にびっくり。
子どもたちが特に気に入っていたのがムササビです。
普段なかなか見る機会のないムササビを見上げながら、「かわいい~!」と大盛り上がり。
ムササビと同じ保護獣舎の中にいたカルガモやコールダックも気になったようで、しばらく立ち止まって「かわいいね~」と観察していました。
レッサーパンダも活発に動いていて、かわいらしい姿を見ることができました。
娘の大好きなミナミコアリクイも動いていて、こちらも子どもたちはうれしそう。
「いつもと違うね!」
そんな会話をしながら動物を見るのは、昼間の動物園とはまた違った楽しさがあります。
獣舎もライトアップされていて、園内全体が少し幻想的な雰囲気に。
夕方から夜へと変化していく時間帯だからこそ味わえる、特別な動物園でした。

右に左にと動き回っている活発なライオン。
ずっと見ていて飽きません。

「ほねほねZOO」の後に、「ムササビおすすめなので見てみてくださいね~」と声をかけていただき、探してみると左上の方にいました!

ムササビと同じ獣舎にはいろいろな動物が共存しており、カルガモやコールダックもいましたよ。
コールダックはあまり動かず、でも可愛い。

こちらはレッサーパンダ。
意外にも夜、活発に動く動物って多いようで普段と違う様子を見れて楽しいです。
飼育員さんの話に興味津々!触って学べる動物ガイドも
園内では、飼育員さんによる動物ガイドも行われていました。
実際に動物を見ながらお話を聞けるので、子どもたちも興味津々。
なかでも面白かったのが、ダチョウの卵です。
実際に触らせてもらいながら、ダチョウについてのお話を聞くことができました。
ダチョウの卵はニワトリの卵よりもずっと大きく、今回置かれていたものは無精卵なので、ヒナが生まれてくることはないそうです。
「こんなに大きい卵なんだ!」と、実際に手で触れることで、子どもたちにも大きさが伝わります。
飼育員さんからは、ダチョウの卵について「味はニワトリの卵のほうがおいしい」といったお話も聞けて、思わず大人も興味津々。
動物をただ眺めるだけではなく、「見て、触って、話を聞く」ことで、子どもたちの興味もどんどん広がっていました。来年は「夜の動物園で自由研究したいな~」と娘は言っていました。

実際に触れて話を聞くことができた「ダチョウの卵」。
ニワトリの卵約20~25個分の大きさで、現存する鳥類の中で世界最大の卵なのだそう。

子どもたちが軽く叩いても割れません。
とても厚く硬い殻なので、のこぎりやドライバーなどを使わないと割れないのだそうです。
触れる機会なんてなかなかないので、とてもいい経験になりました。

まだまだ残暑が厳しい8月の終わり。
園内には様々な場所にベンチや自動販売機があるので、ちょっと見ては休憩してゆっくりと見学することができました。

園内を歩いているといろんな場所がライトアップされていて、「冬はイルミネーションが楽しみだよね~」なんて話しながら、子どもたちと楽しく歩き回っていると、気づけば2時間ほど経っていました。

カバも夜行性なのだそうで、陸に上がったり、泳いだり、たくさん動いている姿を見ることもできました。
キリンや骨格標本を間近で!「近くでサバンナ」と「ほねほねZOO」
夜の動物園で、今回特に楽しみにしていたのが「近くでサバンナ」と「ほねほねZOO」です。
キリンがすぐそこに!「近くでサバンナ」
「近くでサバンナ」では、普段は入れないキリン舎の一部運動場に入ることができました。
実際に中へ入ってみると、キリンが想像以上に近い!
子どもたちはキリンを見上げながら、キョロキョロ。
普段は入ることのできないキリン舎の中にも入ることができました。
とても高さがあり、広々とした空間。
いつもは見る側の場所から、少し違った角度でキリンを見ることができるのが新鮮でした。
間近で見るキリンの大きさは、やっぱり迫力があります。
「ほねほねZOO」は大人も夢中になる面白さ!
続いて楽しんだのが「ほねほねZOO」。
骨格標本を見るだけかと思っていたら、なんとヘビの皮にも触ることができました。
トカゲ好きの娘はもちろん大興奮!
そして、きっと一生触ることはないだろうと思う、ビックリするくらい大きなビルマニシキヘビの皮にも触らせてもらいました。
「大きい!」「すごい!」と、親子でびっくり。
ほかにも、実際のゾウの骨や、ニホンザル、マンドリルなどのサルの仲間の頭蓋骨など、さまざまな標本が展示されていました。
動物によって歯の形が違ったり、あごの発達具合が違ったり。
ガイドさんが詳しく説明してくれるので、子どもたちもじっくり話を聞いていました。
私が特に面白いと感じたのは、シロオリックスの角。
あの特徴的なカーブをした角は、飼育員さんによると、一度折れてしまうと生えてくることはないそうです。
また、オリックスの角はシカの角のように生え変わるものではありません。
そのため、角の状態が個体を見分ける目印になることもあるのだとか。
普段は何気なく見ている動物も、体のつくりに注目してみると、知らなかったことがたくさんあります。
「ほねほねZOO」は、子どもだけでなく大人も「へぇ~!」が止まらない、興味深い企画でした。

天井から吊り下げられているビルマニシキヘビの皮。
子どもも大人もドキドキの触り心地。

動物たちの骨を見て触って、ガイドさんにお話を聞きながら学ぶことができます。
娘はあごの長さや、歯の形状の違いが気になる様子。

親も子どもも面白いと思ったシロオリックスの角。
なんと角がスポッと抜けるんです。
「抜いてごらん~」とガイドさんも言ってくれて、4歳児にも分かりやすく説明してくれました。

「近くでサバンナ」ではこんなにキリンが近くに!
「お口にひげがあるんだね~。可愛い♪」なんて会話をしました。

とても広いキリン舎。
ジェニファー展も発見!夜のおでかけだからこその楽しみ方
園内では「ジェニファー展」も開催されていました。
ジェニファーは、2025年12月にインドネシアの「タマンサファリ・インドネシア」から愛媛県立とべ動物園へやってきたオランウータン。
園内にいるオスの「ハヤト」のお嫁さん候補として迎えられ、2026年6月6日には2頭そろってのお披露目セレモニーも開催されました。
展示では、野生のオランウータンの生態や、ジェニファーとハヤトについて紹介されていました。
普段何気なく見ている動物について、詳しく知ることができるのも動物園の楽しみ。
子どもたちと「オランウータンってどんなところで暮らしているんだろう?」などと話しながら見ると、動物への興味がさらに広がります。
そして夜の園内を歩いていると、昼間とは違った景色にも目が向きます。
ライトアップされた獣舎、暗くなっていく園路、そして「風の庭」から見える砥部町の夜景。
動物を見て、イベントを楽しんで、夜景やライトアップまで楽しめる。
そんなふうに、子どもの年齢や興味に合わせて自由に楽しめるのが「夜の動物園」のいいところだと感じました。

ジェニファー展は9/20(日)までふれあいセンター1階展示ホールで行われています。
オランウータンを見に行く前にぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

様々なところがライトアップされているので、ワクワク感が高まります。

アシカ舎も昼とは違った雰囲気で印象的でした。

普段とは違う「夜の動物園」。
ぜひ家族で足を運んで、楽しんでみてくださいね!
これからの「夜の動物園」開催予定
2026年は、今後も以下の日程で開催予定です。
• 9月26日(土)
• 10月3日(土)
• 10月10日(土)
• 10月17日(土)
開催時間は9時~21時で、夜の動物園として楽しめる時間帯はもちろん、通常の開園時間から入園できます。
最終入園は19時30分です。
普段は見ることのできない夜の動物たちの様子や、ライトアップされた獣舎、風の庭からの夜景などを自由散策で楽しめます。
夜のおでかけに合わせて、展望レストランやとべまるカフェも営業予定です。
展望レストラン
17時~20時30分
※ ラストオーダー19時45分
とべまるカフェ
17時~20時15分
今回、8歳の娘と4歳の息子と一緒に「夜の動物園」を訪れてみて、一番感じたのは、いつもの動物園なのに、夜になるだけでこんなに新しい発見があるんだ!ということ。
昼間はあまり動いていないライオンやジャガーが活発に動いていたり、ムササビをじっくり観察したり、レッサーパンダやミナミコアリクイの動く姿を楽しんだり。
さらに、飼育員さんのお話を聞いたり、ダチョウの卵やヘビの皮に触れたり、キリンを間近で見たり、動物の骨格を観察したり。
子どもたちは「見る」だけでなく、触って、聞いて、考えて、発見する時間をたっぷり楽しんでいました。
普段からとべ動物園に遊びに行っている子どもほど、「いつもと違う!」という発見が見つかるかもしれません。
少しだけ夜更かしして、家族で動物園を探検。
9月・10月にも開催される予定なので、夏とはまた違う夜の雰囲気を楽しみに、親子で出かけてみてはいかがでしょうか?[
【愛媛県立とべ動物園 】の情報
住所/愛媛県伊予郡砥部町上原町240
駐車場/あり
電話番号/ 089-962-6000