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三瓶町の夏の恒例イベント「奥地の海のかーにばる」へ!
愛媛県西予市三瓶町で、2026年8月13日(木)に開催された「第41回 奥地の海のかーにばる」へ行ってきました!
会場は、三瓶湾を目の前に望む「みかめ海の駅 潮彩館」周辺。
昔の海図に「奥地湾(おくちわん)」と記されている西予市三瓶湾は、毎年多くの人でにぎわう、三瓶町の夏の恒例イベントの舞台です。

当日は、名物の「人間カーリング」をはじめ、屋形船ジオクルージングや屋台、ステージイベント、海上花火大会など、午後から夜にかけてさまざまな催しが行われました。
今回は、実際に会場を訪れて感じた「奥地の海のかーにばる」の魅力をたっぷりご紹介します!
海を舞台に楽しみが盛りだくさん!会場の様子をレポート
「奥地の海のかーにばる」は、14:00から夜までたっぷり楽しめるイベントです。
会場に到着すると、海には屋形船が見えました。
この屋形船は1時間半かけて、四国西予ジオパークの見どころのひとつである縦島の地層付近まで巡ります。

海から三瓶周辺の景色を眺めながら、自然や地質の魅力にも触れられる屋形船ジオクルージング。
催しを楽しむだけでなく、三瓶ならではの自然に触れられるのも「奥地の海のかーにばる」の魅力です。

当日、せっかくなので参加してみようと思ったのですが、屋形船ジオクルージングは事前申込制で、定員30名がすでに満員でした……。
運営スタッフの方によると、毎年予約はすぐに埋まってしまうのだそう。
その人気の高さがうかがえますね!

会場には屋台や三瓶中学校の生徒によるブースも並び、子どもから大人まで思い思いにイベントを満喫。
フラダンスやよさこい踊り、盆踊りなどのステージパフォーマンスが行われ、暗くなってからは海上花火大会が開催されました。
海へ一直線!?名物「人間カーリング」がスタート

「奥地の海のかーにばる」の名物といえば、やっぱり「人間カーリング」です!
人間カーリングは、3人1組で挑戦するユニークな競技。
1人がたらいに乗り、ほかのメンバーが押し、海に向かって伸びるレールの上を滑ります。
海へ落ちないギリギリを狙い、その距離を競います。
勢いが足りなければ手前でストップ、反対に勢いがつきすぎれば、そのまま海へ一直線!
どこまで攻めるか、押す側とたらいに乗る人との連携も重要です。

実際にレールを目の前にすると、その先はすぐ海。
たらいに乗る人はもちろん、押す側もどのくらいの力加減で送り出すのか悩みそうです。
「できるだけ遠くへ進みたい、でも海には落ちたくない」という絶妙な駆け引きも、人間カーリングのおもしろさのひとつです。
受付には参加希望者の長蛇の列ができており、抽選前から人間カーリングの盛り上がりを感じます。
今回は、抽選で選ばれた40組が本戦に出場しました。
上位入賞チームには賞金も用意されており、参加者たちの気合も十分です。

本戦を前に行われたデモンストレーションでは、西予市長が体を張って人間カーリングに挑戦!
勢いよくスタートしたたらいは、レールの上をぐんぐん進み、そのまま海へ!
市長自ら豪快に海へ飛び込み、会場を盛り上げました。
人間カーリングのスリルを存分に見せてもらったところで、いよいよ参加者による本戦がスタートします!
全国から挑戦者が集結!会場は大盛り上がり

抽選を勝ち抜いた参加者たちが、上位入賞を目指して熱戦を繰り広げました。
競技を見守る観客も多く、会場はにぎやかな雰囲気に。
地元のお祭りということもあり、参加者は三瓶町周辺の人が中心なのかと思っていましたが、実は全国各地から挑戦者が集まっているのだそう。
運営スタッフの方に話を聞くと、毎年のように県外から参加する人もいるとのこと。
地元の夏祭りの一企画という枠を超えて、「人間カーリングに出たい!」と三瓶町を訪れる人がいることに、この競技ならではの魅力を感じました。

参加者の顔ぶれを見てみると、家族や友人だけでなく、仕事仲間で参加する姿も。
誰とチームを組むかによって、たらいを押す力加減や作戦も変わりそうです。
たらいを押し出す瞬間は真剣そのものですが、勢い余って海へ落ちると、会場からは大きな歓声が上がります。

一方、海へ落ちるギリギリのところで止まれば、さらに大盛り上がり!
見守る側も「止まる?落ちる?」と最後まで目が離せません。
競技終了後には表彰も行われ、入賞した参加者たちはとても嬉しそうな表情を見せていました。
参加者はもちろん、観客まで一緒になって盛り上がれる「人間カーリング」。
遠方から何度も足を運びたくなるのも納得です!
「奥地の海のかーにばる」ならではの、観客まで夢中にさせる名物競技でした。
中学生や三瓶出身者も!地域みんなで盛り上げる夏祭り

人間カーリング以外にも、会場には地域の人たちが楽しめる催しが盛りだくさん!
三瓶中学校の生徒によるブースでは、射的やスーパーボールすくいを実施。
運営スタッフの方によると、中学生が実行委員会を組み、小さな子どもたちが楽しめるものを自分たちで考えているのだそうです。

ほかにも、会場には地元団体などによる出店がずらり。
なかでも気になったのが、地元の柑橘農家が育てた柑橘を搾ったジュースを使うかき氷です。

実際に食べてみると、柑橘の爽やかな酸味とひんやりとした氷が相性抜群!
暑いなかで人間カーリングを観戦したあとだったこともあり、「生き返る~!」と感じる美味しさでした。

夕方からは、フラダンスやよさこい踊りなどのステージパフォーマンスもスタート!
地元で活動するグループなどが出演し、会場をさらに盛り上げます。
なかには三瓶出身で、現在は県外を拠点とする踊りのグループで活動している方もいます。
「地元を盛り上げたい」と、この日のために三瓶へ帰ってきて出演しているのだとか。

子どもから大人まで、さまざまな世代の人が参加してつくり上げる「奥地の海のかーにばる」。
会場を歩いていると、地域に根付いた夏祭りならではの雰囲気を感じられました。
三瓶の夏がぎゅっと詰まった「奥地の海のかーにばる」

人間カーリングの熱戦が終わったあとも、「奥地の海のかーにばる」はまだまだ続きます。
20:00からは、イベントのフィナーレを飾る海上花火大会が開催されました。
運営スタッフの方によると、地元の方からも「花火は残してもらいたい」という声があり、このイベントのなかでも大切にされている催しなのだそうです。

実際に会場を訪れて特に印象に残ったのは、やっぱり名物の「人間カーリング」です!
地元のお祭りでありながら全国各地から参加者が集まり、家族や友人、仕事仲間など、それぞれのチームが本気で競技に挑戦していました。
たらいがレールの上を滑り出すたびに、その行方を見守る観客から歓声が上がり、参加者だけでなく、会場全体で競技を楽しんでいるような一体感も感じられました。

人間カーリングが三瓶町だけにとどまらず、多くの人を惹きつける名物競技になっていることを改めて実感。
その一方で、中学生によるブースや地元団体の出店、三瓶出身者も参加するステージなど、地域の人たちが一緒になってイベントを盛り上げている姿も印象に残りました。
全国から挑戦者が集まる人間カーリング。
そのすぐそばでは、地元の中学生や団体がイベントを盛り上げます。

実際に会場を歩いたからこそ、そんな「奥地の海のかーにばる」の二つの顔を見られました。
全国から人を集める名物競技と、地域に根付いた夏祭りの雰囲気。
その両方を楽しめるのが、「奥地の海のかーにばる」の魅力なのかもしれません!

■奥地の海のかーにばる
開催日/ 2026年8月13日(木)
開催時間/ 14:00~20:20(花火大会20:00~)
開催場所/ みかめ海の駅 潮彩館 周辺
住所/ 愛媛県西予市三瓶町朝立1-438-287
問い合わせ/ みかめイベント実行委員会(三瓶支所 産業建設課)0894-33-1115