2019年の醸造所稼働以来、毎週のように新作を出し続け、愛媛のクラフトビール業界をリードする「DD4D BREWING」。今回は、5月に4周年を迎えた松山市千舟町の「DD4D BREWING & CLOTHING STORE」の店長・REIYAさんに「DD4D」とクラフトビールの魅力をインタビュー!
この人にきいてみた!
ビールもアパレルも同じで、選ぶことそのものがエンタメ
―― REIYAさんにとって「DD4D」はどんな場所ですか?
僕はアパレルをやってきた側なのですが、アパレルショップの中にビールの醸造所があるこの店は、常識にとらわれることなく、自分の直感や好きなことを見つけてポジティブになれる場所だと思っています。ちなみに醸造長を中心として、毎週のように新作ビールを出しているので、この4年間で造ったビールは200種類くらいになります。
―― ビールとアパレルって新鮮な組み合わせですよね。
代表をはじめ、「DD4D」にはビール好きなメンバーが集まっているのですが、僕は元々あまりビールが得意じゃなくて。でも、「DD4D」のビールを初めて飲んだとき、クラフトビールが持つ可能性にワクワクしました。こだわるという点で、アパレルとクラフトビールって、似ているなと思ったんです。どちらもお金を使う人は使うジャンルで、自由で、遊び心がある。頻繁に新作が出るところも似ていますね。
入口側にはアパレルが並ぶ。醸造 所稼働4周年を記念し、「DD4D」 オリジナルグッズも登場!
REIYAさんが立つカウンターの奥には、テーブルも。奥のガラス張りの 空間が醸造スペースとなっている
―― クラフトビール選びのポイントを教えてください。
ビールは毎回、スタイルのイメージに合わせてラベルを作っているので、見た目で選ぶのもおすすめです。定番のものもありますが、「DD4D」の限定ビールは発酵タンク1基での醸造を1回だけという形も多く、新たな挑戦や発見ばかり。ファッションと同じように、クラフトビールも「そのときの気分や直感で選ぶ」ことを楽しんでいただけたら嬉しいですね。
2023年5月で4周年を迎えた「DD4D」。これからも店を訪れる人たちワクワクを提供していく。