
2025年8/29~10月中旬まで いもたき発祥の地で、伝統の味を召し上がれ!
愛媛県の秋の風物詩として、県内各地で行われている“いもたき”ですが、その発祥は大洲市といわれています。藩政時代から伝わる「お籠もり」という住民が集まる行事があり、秋は河原へ里芋を持ち寄って、食事をしながら相談事を行っていたそうです。
この素朴な風習を現代の人たちにも楽しんでもらおうと、昭和41年に観光事業化し、大洲の秋の風物詩として肱川の河原で“いもたき”をするようになりました。里芋、油揚げ、こんにゃく、しいたけ、鶏肉などの具材を醤油ベースで煮込んだ大洲の伝統料理をぜひ味わいましょう。

いもたきの予約は、いもたき登録店にて申し込んでください。店舗は「よねざわ」「むらや」「料苑たる井」「うめたこ」「にし川」「大石フーズ」の6店舗。いもたきの他、各登録店の特色ある料理も堪能できますよ。
5名以上のグループから予約可能です。お酒の持ち込みも自由なので、好きなドリンク片手に美味しい料理を楽しんでくださいね。
●よねざわ(0893-24-2639)11:30~21:00(店内のみ)
●むらや(0893-24-4637)10:00~22:00
●料苑たる井(0893-24-4585)11:30~22:00
●うめたこ(0893-25-0826)11:00~20:00
●にし川(0893-24-4046)11:00~21:00
●大石フーズ(0893-25-5620)9:00~17:00(販売のみ)
大洲の歴史と魅力を堪能しよう

いもたき会場の「緑地公園(肱北河原)」は、肱川河川敷を利用した公園で、花壇や遊具などが整備された市民の憩い場です。夏には花火大会が行われる広々としたスペースで、大洲の伝統の味を楽しんでみませんか。仮設トイレも設置されますので、安心して利用してくださいね。
●アクセス
【松山方面】国道56号を南進。肱川橋手前の肱川橋北交差点を右折。約200m直進し、左折。
【宇和島方面】国道56号を北進。肱川橋を渡って肱川橋北交差点を左折。約200m直進し、左折。
「緑地公園(肱北河原)」からは、「大洲城」を眺めることができます。
「大洲城」は明治21年に惜しくも天守が取り壊されてしまいましたが、当時の史料をもとに平成16年に、木造復元されました。尚、4棟の櫓は解体をまぬがれ、いずれも国の重要文化財に指定されています。
ぜひ、夜間のライトアップされた「大洲城」を見ながら“いもたき”を味わう、ゆったりとした特別な時間を過ごしてみましょう。
元祖大洲のいもたきの情報
開催日時/2025年8月29日(金)~10月中旬
開催場所/緑地公園(肱北河原)
開催住所/愛媛県大洲市中村
駐車場/あり(大洲まちの駅あさもや/大洲市役所立体駐車場)
料金/1人3,000円~
お問い合わせ/大洲市観光協会(0893-24-2664)