
こんにちは、フットワークの軽さが自慢!
気になる場所があれば、すぐに行ってみたくなる性分で、日々癒しや発見を求めてぶらりおでかけしている、とらのまるです。
最近、地元の魅力を再発見するのがマイブームで、今回はみなっと八幡浜へ行ってきました。
八幡浜港に隣接する「みなっと」は、産直市場やカフェ、観光案内所などが集まる複合施設。
地元の新鮮な魚介や柑橘類が並ぶ市場や、海辺の散策が楽しめるスポットです。
どーや市場で出会う、海の恵みと威勢の良さ
まず足を運んだのはどーや市場。
その日の朝に水揚げされたばかりの魚がずらりと並び、活気ある声が飛び交います。
魚の種類がとにかく豊富で、見ているだけでも楽しい!
魚をその場でさばいてくれるサービスもあり、魚がさばけない人でも安心して購入できるのが嬉しいポイントです。
地元の人も観光客も入り混じって、とっても賑やかでした。
市場内のBGMは、ご当地音頭「てやてや音頭」が流れていました。

どーや市場場内。
てやてや音頭が流れる中、魚を選ぶ楽しさ満点。

どーや市場で購入した握り寿司を、海風が心地よく吹き抜けるベンチでいただきます。
目の前に広がる芝生広場。
その先の港の景色を眺めながら、ひと口頬張ると、魚の旨みがじんわりと広がり、思わず笑顔になりました。
握りたての寿司は、シャリの温もりとネタの新鮮さが絶妙で、格別の美味しさ。

どーや市場のすぐ隣にある「どーや食堂」
市場で水揚げされたばかりの魚介を、その場で味わえるという贅沢がここにはあります。
店内からは、海鮮丼や定食を楽しむ人々の笑顔がこぼれ、潮の香りとともに食欲をそそる空気が漂っていました。

どーや市場で選んだ新鮮な魚介を、その場で焼いて味わえる海鮮バーベキュー。
炭火の香ばしい匂いと、ジュウジュウと焼ける音が食欲をそそり、この場所ならではの時間が過ごせます。
アゴラマルシェとその周辺で感じたやさしい時間
みなっとの中心にある「アゴラマルシェ」は、八幡浜の“おいしい”がぎゅっと詰まった複合施設。
産直コーナーには、柑橘や野菜、じゃこ天など、地元の名産品がずらりと並び、見ているだけでも楽しくなります。
建物の外観は開放感があり、晴れた日には空の青と柑橘のオレンジが映えて、まるで絵本のような風景。
そして、アゴラマルシェに隣接するお店も印象的。
さらに目を引いたのが、施設前に設置されたポスト。なんとこちらもオレンジ色!
八幡浜の特産である柑橘をイメージした色使いが、街のあちこちにちりばめられていて、歩いているだけで元気をもらえるような気分になります。
アゴラマルシェは、食べる・買う・くつろぐが一体となった、港町の魅力を感じられる場所でした。

アゴラマルシェの前に広がるウッドデッキ。
ベンチに腰かけて潮風を感じながら、焼きたてのパンを頬張る人、のんびりと散歩する親子の姿も。

みなっとの一角にあるクレープ屋さん「Roll」は甘くてやさしい香りに包まれたお店。
テイクアウト専門ながら、店先のベンチで海風を感じながら食べるクレープは格別です。
甘い香りと潮の香りが混ざり合うこの場所で休憩するのもいいですね。

オレンジ色のポスト。
八幡浜の特産・柑橘をイメージした色合いは、街の風景にやさしく溶け込んでいました。

みなっとで借りられるレンタサイクルの料金表です。
通常の自転車から電動アシスト付きまで種類があり、選べる柔軟なプランが魅力です。
観光や港町の散策にぴったり。
海沿いや段々畑の風景を、自転車でのんびり楽しむのもいいですね。
みかんの木と段々畑、港町の風景に包まれて
みなっとにはみかんの木もありました。
小ぶりな実をつけた枝が風に揺れ、八幡浜がみかんのまちであることを象徴していました。
足元には木が敷かれた遊歩道が伸びていて、歩くたびに木の感触がやさしく伝わってきます。
海風とともに、港町らしい穏やかな時間が流れ、散策のひとときが心地よく続いていきます。

青石を積み上げた石垣の上に広がる、みかんの丘です。
施設のすぐそばに、こんな自然の風景があることに驚きました。

つややかな葉の間から顔をのぞかせる小ぶりな実は、まだ色づき始めたばかり。
陽の光を浴びて、ほんのりとオレンジに染まる実が、季節の移ろいを静かに伝えてくれます。

木が敷かれた遊歩道です。
足元に広がる木のぬくもりと潮風を感じながら歩きました。
道の先にはベンチやみかんの木があり、散策の途中でひと息つくのにもぴったり。

みなっとの敷地内に広がる芝生広場は、港町の風を感じながらのんびり過ごせる憩いの場所。
青空の下、子どもたちが駆け回ったり、ベンチでひと休みしたり、それぞれの時間がゆったりと流れていきます。
フェリー乗り場で感じた、静かな高揚感
少し足をのばしてフェリー乗り場へ向かうと、目の前に青い海が広がり、行き来する船が見えました。
反対側を振り返ると、山の斜面いっぱいに段々畑が並んでいます。
石を積み上げて作られた畑が何段も続き、地域の人たちが長い時間をかけて育ててきた風景なのだと感じました。

八幡浜フェリーターミナルの正面です。
スーツケースを引く人、見送りに来た家族など。
それぞれの時間が交差するこの場所は、出発と到着、期待と名残が入り混じった独特の空気が流れていました。

フェリー乗り場のデッキから望む八幡浜の海。
静かな波と広がる水平線が、港町ならではの穏やかな時間を感じさせてくれます。
この日は空も海も澄み渡り、心が軽くなるほどの気持ちよさでした。

フェリー乗り場のデッキから山肌に丁寧に積み重ねられた段々畑が見えます。
遠くから見ても、その畑には人の手がかけられていることが伝わってきて、八幡浜の暮らしと自然が調和していることを感じました。

フェリー乗り場の建物の中には、カフェも併設されていました。
この日は残念ながら営業されていませんでしたが、窓際の席から海が見えるらしく、次回はぜひ立ち寄ってみたい場所です。
潮風を感じながらコーヒーを飲む時間を想像するだけで、また八幡浜に来たくなる気持ちがふくらみます。
八幡浜みなっとを歩いたこの日は、空も海も澄み渡り、港町の風景がやさしく迎えてくれました。
みかんの木が揺れる芝生広場、木が敷かれた遊歩道、遠くに広がる段々畑など、どれもが八幡浜らしい穏やかさと人の営みを感じさせる風景でした。
フェリー乗り場のデッキに立てば、潮風とともに旅をするときのようなワクワクが胸に広がり、水平線の向こうにまだ見ぬ景色を思い描く時間に。
営業していなかったカフェも、次回への楽しみが残り、また来たいと思います。
みなっとは、施設の中だけでなく、周囲の風景や空気までもが心に残る場所でした。
訪れた施設名/道の駅 八幡浜みなっと
住所/〒796-0088 愛媛県八幡浜市沖新田1581−23
駐車場/あり
 
	 
								 
							 
								
								 
             
													 
													 
													 
													 
													 
													 
													 
													 
													 
													 
                            	 
			 
											 
											 
											 
											 
											