“地震への備え”の再確認を!|愛顔のえひめ12月号
“地震への備え”の再確認を!
被害は宇和海沿岸部だけではない
県全域で警戒すべき南海トラフ地震
南海トラフ地震はおおむね100~150年間隔で繰り返し発生しており、近年では昭和東南海地震(昭和19年)と昭和南海地震(昭和21年)がこれに当たります。
約70年以上が経ち、政府の地震本部は南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率を「70~80%」、愛媛県でも最大震度7と予測。地震と津波への備えは必須です。
しかし、大きな被害は宇和海沿岸部(宇和島市、八幡浜市、西予市、伊方町、愛南町)で発生する津波によるものだけではありません。
昭和南海地震では瀬戸内海側にも大きな被害をもたらしました。
また、愛媛県を含む四国地方は日本最大級の活断層帯である中央構造線断層帯が横断しており、直下型地震が起これば、能登半島と同じような被害が起こる可能性も。
津波だけではなく、土砂災害や液状化などの危険もあり、県内全域で地震の被害が想定されます。
昭和南海地震が起こった12月21日は「えひめ防災の日」。
この機会に備えの再確認を!
問合せ/愛媛県防災危機管理課