
昭和を感じさせる歴史ある佇まい
昭和47年に創業した「ウインピー」は、通りに掲げられたレトロな看板、真っ赤なビニール屋根が、昭和を感じさせる佇まい。
まだ八幡浜市に喫茶店が少ない時代、地元の人々の憩いの場としてなくてはならない存在だった。
もちろん、現在も〝令和の憩いの場〟として、健在である。

ご両親から店を受け継いだ二代目マスター・英次さんと史恵さんご夫妻が、〝先代の味〟を大切に守っている。
サラリーマンのお目当ては、平日限定の「日替わり定食」。他にも、オリーブオイルをたっぷりと使った食べ応えのあるパスタなど、お腹を満たすフードが充実。
料理やサイフォンで淹れたコーヒーを味わいつつ、昭和レトロの雰囲気に浸る。
これが、この店の楽しみ方だ。
ウインピーオリジナルブレンド豆をサイフォンで

進和珈琲のウインピーオリジナルブレンド豆を、サイフォンで丁寧に淹れてくれる。
カウンターの奥にずらりと並ぶコーヒーカップは、史恵さんが少しずつ集めたもの。

天井のステンドグラスが印象的な店内。
このレトロさが、若い世代からも評判が良いそう。

53年間変わらない、思い出のスパゲッティやフードも充実

熱々の鉄板に、ふんわりたまごを敷いて、その上にソーセージやベーコン、タマネギ、ピーマンなどの具材を加えた麺を、ケチャップで味付けした王道の一品。
創業当時から変わらないやさしい甘さの味付けに、どこか懐かしさが込み上げてくる。
鉄板イタリアンスパ(1,100円)
※11:30から提供

チョコウィンナーコーヒー(660円)
ほろ苦さが残るコーヒーに、ホイップクリームとチョコレートソースがたっぷり。
提供時間8:00〜19:30

海老入りたらこスパ(1,100円)
プリプリ食感の大きなエビがのった、たらこスパゲッティが店の一番人気。
提供時間11:30〜19:30
落ち着いた店内で流れるひとときを

赤いソファが並んだ窓際のテーブル席は、自然光が入り明るい印象。

店全体を眺められる、奥のソファ席が人気。
ステンドグラスのランプが素敵。

カウンター席に座り、コーヒーを淹れる様子や、史恵さんとの会話を楽しむのもウインピーの楽しみ方の一つです。
