
家族で愛媛20市町を制覇中!「いいとこ発見隊」自称隊長の「うさかか」です。
あっという間に11月も後半となり、秋を感じることが多くなりましたね。
開催前から家族で「行きたいね」と話していた、「旅する光の切り絵展~くうそうって、まほうだよ~」。
ついに、副隊長の「うさとと」、にこにこ、のんびり屋の「うさのん」、そして家族のまとめ役、しっかり者の「うさりん」の小学生コンビと一緒に愛媛県美術館に行ってきました。
美術館に入る時からキラキラとわくわくがいっぱい!
愛媛県美術館に到着すると、開館前にもかかわらず多くの方が並んでいました。
家族連れの方が多いのかなと思っていたのですが、子どもから大人まで幅広い年代の方が来場されていて、人気の高さがうかがえます。
うさのんとうさりんも「早く見た~い!」とわくわくした様子で、列に並ぶ時間も楽しんでいました。

美術館入り口のガラスに貼られた開催案内は、光と影が生み出す美しさが印象的。
見ているだけで、自然とわくわくが高まります。

館内に入ると突き当りに大きなタペストリー作品が。
家族みんな吸い寄せられるようにまっすぐ歩いていき、しばらく見入ってしまいました。

タペストリーは、館内に差し込む光の具合によって表情がさまざまに変わり、何度見ても飽きません。

展示室入り口前のカウンターには星の照明が飾られていて、とても素敵な雰囲気でした。
光によって生み出される切り絵の美しさ
光の当て方によって表情を変えていく切り絵の不思議さや、その中にある物語に思いを巡らせながらゆっくりと見ることができ、光と影が作る物語に思わず見入ってしまいます。
光によって浮き上がった切り絵の美しさに、子どもたちも「わー、すこい!」「きれい!」と笑顔に。
私たち大人も柔らかで温かみのある作品の数々をみていると、優しい気持ちになりました。

足元に置かれた可愛らしいあんどん。
小さな模様の細かさや色合いも見ていて楽しいです。

展示室に入ると、大きな桜の木に迎えられました。
冬から春へと変化していく様子に、足を止めて見てしまいます。

作品の間を通り抜けて振り返ると、満開の桜が広がり、思わずうっとり。

こちらは、秋がいっぱい詰まったあんどん。
子どもたちは手や足に映し出された木の実や葉っぱを見て笑顔になっていました。
五感全てで感じる体験型空間
会場には展示作品を見るだけではなく、切り絵と光と音楽が一体となった、五感で楽しめる作品もあります。
色や影が移り変わるたび、まるで違う世界に立っているような不思議な感覚が広がります。
中には愛媛をテーマにした作品もあり、風景や音を通して愛媛の魅力や温かさが伝わってきます。
家族みんなで作品の中に入り込んで、心と体で切り絵と光の世界を存分に味わえますよ。

万華鏡の中に入り込んだような幻想的な空間が広がります。

広々とした空間に映し出された映像には、愛媛の風景が広がり、音楽には愛媛の自然の音や暮らしの音も取り入れられています。
映像を映すスクリーンには、今治タオルが使われているそうです。

映像と音の演出に、作品の中に入り込んだような感覚になります。

フォトスポットもあります。
シルエットが切り絵のようになった写真が撮影できますよ。
期間限定キャンドル作りに挑戦!
この日はキャンドル制作のワークショップが開催されていました。
うさのんもうさりんも、並べられたキャンドルを見ただけで目がキラキラ♪
細かな作業もありそうでしたが、せっかくの機会なのでチャレンジしてみることにしました。
こちらのワークショップ、「旅する光の切り絵展~くうそうって、まほうだよ~」の開催期間中の土日祝日のみ(受付時間は9:40~16:30)実施されているそうです。
制作から受取までに約1時間かかるので、鑑賞前に作っておくのがおすすめです。
本体のライトアップグラスは2,200円、ガラス細工は1個550円、ビー玉は1個110円となっています。(貝などの無料パーツもあります。)
子どもたちは、パーツ選びからわくわくが止まらず、砂の色を相談したり、模様作りに夢中になったりととても楽しそう。
どんなキャンドルが出来上がるか、大人も一緒になってわくわくしながら過ごしました。

中に入れるガラス細工やビー玉などを選びます。
可愛いパーツがいっぱいで迷ってしまいます。

グラスの中に入れる砂は、パステルからビビットな色までさまざま。
出来上がりをイメージしながら選んでいきます。

スプーンで少しずつグラスの中に砂を入れて、割りばしや竹串を使って模様を作っていきます。
どんな模様ができあがるのか楽しみです。

砂とパーツを入れ終わった後に、ジェルワックスを入れてもらいます。
それぞれの個性が出た作品になりました。

完成です!
二人とも可愛らしい作品に仕上がりました♪

ゆっくりと色が変化していく様子はとても綺麗で、子どもたちも大喜び。
飾るだけで、少し特別な気分になりますね。
切り絵の世界は、想像以上に優しく、温かく、そしてどこか懐かしい空間でした。
家族それぞれが気になる作品を見つけたり、同じ作品に共感したり、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
体験型の作品や期間限定のワークショップなど、子どもも大人も一緒に楽しめる工夫がたくさんあり、家族でのおでかけにもぴったりです。
ぜひ、光に包まれた美しい世界で心温まる「旅する光の切り絵展~くうそうって、まほうだよ~」を楽しんでみてくださいね。
旅する光の切り絵展~くうそうって、まほうだよ~ の開催場所・情報
訪れたイベント/旅する光の切り絵展~くうそうって、まほうだよ~
開催期間/2025年11月1日(土)~2025年12月21日(日) 9:40~18:00(入場時間:17:30まで)
休館日/月曜日(ただし11/3、11/24、12/1は開催)、11/4(火)、11/25(火)、12/2(火)
開催場所/愛媛県美術館 本館1階 企画展示室1、2
開催住所/ 〒790-0007 愛媛県松山市堀之内
駐車場/なし
(城山公園内に美術館専用の駐車場はありません)
料金/ 一般 1,400円、高大生 1,000円、小中生 800円
問い合わせ先/ 旅する光の切り絵展実行委員会事務局
(愛媛新聞社企画事業部内)
電話番号/ 089-935-2355(平日 9:00~17:00)