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松山市|Taverna La・SERa(タベルナ ラ・セーラ)|イタリアン特集

2025.1.23 えひめのあぷり編集部

「愛媛のイタリアン」特集。
長年地元で愛されるラザーニャの名店「Taverna La・SERa(タベルナ ラ・セーラ)」亀井 幸雄シェフにお話を伺いました。
料理と共にインタビューをご紹介します。

松山市|Taverna La・SERa(タベルナ ラ・セーラ)の場所はこちら

住:松山市千舟町3-2-4 鴻池ビル2F

松山市|Taverna La・SERa(タベルナ ラ・セーラ)|亀井 幸雄シェフが届けるイタリアン

Q.イタリアンに出合ったきっかけは?

元々は寿司職人を目指して和食店で働いていたんですが、本を読んでいたときに「これからはイタリアン」と書いてあって。

その他、いろいろなきっかけで徐々に洋食、特にイタリア料理の魅力に惹かれ、麺好きなこともあり “パスタ” について勉強したいと思って上京したんです。そして、伝説の料理人と言われていたアントニオ・カンチェーミさんのもとでパスタの修業をさせていただきました。

Q.開店に至る経緯は?

ほとんどの料理人にとって、自分の店を持つことは目標だと思います。私は若い頃から、30歳までには、と夢見ていましたね。

愛媛に帰り、30歳になる1カ月前、貯金ゼロで店をオープンさせました。


パスタをメインにしたいと思い、メイン料理は「ラザーニャ」に。パスタの中でも知名度の低かった “ラザーニャ” が徐々に人気になり、松山の人に知ってもらうまでメニューから外すまいと。今では店の名物です。

Q.シェフにとってイタリアンの魅力とは?

個人的には、イタリアという国が子どもの頃から好きなんです。

なぜか惹かれるものがあるんですよね。料理の特徴としても、他の外国料理に比べ、日本料理と共通した面があり、日本人に馴染みやすい味だと思っています。

それと、イタリア人にとっては、食べることが第一、次は恋することなんだそうです。ぜひイタリアンを食べて、「食べることの大切さ」を感じてほしいと思います。

八幡浜産の白甘鯛を 使用。白ワインやドライトマトと 仕上げる「白甘鯛 コンソメ」

Q.シェフが望む、イタリアンのこれからは?

今でもパスタ=スパゲッティと認識している方が多いのですが、スパゲッティはあくまでもパスタの一部です。

「ラザーニャ」や他のグラタンは知名度があるのですが、まだまだ知名度の低いパスタがたくさんあります。


手作りのパスタをぜひ味わっていただきたいと思っています。また、料理と飲み物との合わせ方にも意識を向けてもらうと、イタリアンがもっと面白く、美味しくなっていくと思います。

お店の紹介|創業 38 年、家族で営む温かなイタリアン

1986年の創業以来、市内外・県内外を問わず多くの人々に愛され続けている「ラ・セーラ」。
特に、シェフが手掛ける唯一無二のメニュー「ラザーニャ」は絶大な人気を誇り、その味を求めて連日客足が絶えない。
さらに、心のこもった接客もこの店の大きな魅力。家族で営む店ならではの温もりが、訪れる人々の心を優しく包む。店名の「タベルナ」はイタリア語で大衆食堂を、「ラ・セーラ」は夕方を意味する。
その名の通り、大切な人たちと集い、和やかに過ごす夕暮れのひとときのような心に残る味と時間を楽しんで。

松山市|Taverna La・SERa(タベルナ ラ・セーラ)|シェフ自慢の一皿

ラザーニャ(2,390円)

自家製パスタとホワイト・ミートソース、3種類のチーズを層にした名物ラザーニャ。
ハーフサイズも提供。人気のため早めに完売する場合あり。

他にも自慢の料理の数々が

「牛ホホ肉の赤ワインソース煮」は復活したばかりの人気メニュー。温野菜と一緒に召し上がれ。

「トリッパと4種豆のトマトソース煮」は牛の胃袋を臭みを取ってトマトソースで煮込んだひと皿

「にんにくと赤唐辛子のスパゲティー」は、上からチーズをふりかけて頂くペペロンチーノ

生ビールやワイン、カクテルなどのドリンクも充実。「ラ・セーラ」の限定ラベルのワインも提供。

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