「えぷり」とは?

【himeko連載】ワインエキスパート宮嶋那帆の乾杯ごはん「CAFÉCABARET」

2022.9.7 えひめのあぷり編集部

himeko連載|ワインエキスパート宮嶋那帆の乾杯ごはん

「CAFÉCABARET」

ナチュラルワイン片手に大好きな「カバレ」で乾杯♪

窓辺の席で、行き交う路面電車を眺めながら、友人の輝子ちゃんと楽しいランチタイム…。松山市花園町通りの一角にある「カフェカバレ」さんは、階段を上がって3階にあるお店。まるでフランスの街角にあるレストランを思わせる素敵な雰囲気です。ランチは「甘とろ豚のハンバーグ」が根強い人気を誇り、ディナーでは、お酒に合うメニューの数々が楽しめます。気取らず過ごせるカジュアルフレンチレストランとして、今年で17年目を迎える人気店です。

最近はワインの品揃えをナチュラルワインにシフトしており、その理由を伺うと、「一般的なワインよりも、ワイン造りの自由度が高く、それぞれが栽培したぶどうをそれぞれの好きなように醸造できるナチュラルワインは、より農家的な要素を感じて、自分たちの作る食事にもマッチしているんです」とオーナー。小規模生産者が多く、生産される本数も少ない上に、同じワインでもその年々によって全く違う味わいになることもあり、その一期一会的なところもまた魅力なのだそう。一般的なワインの場合、赤ワインはお肉に、白ワインは魚介に合わせることが多いですが、ナチュラルワインの場合はそういった縛りはなく、どちらにでも合わせやすいという特徴もあると教えてくれました。お店で使う食材はオーナー自らが栽培したり、なるべく県内産の旬のものを使ったりと、素材を生かして丁寧に作られており、ナチュラルワインによく合うんです。

今回はペットナットという「微発砲ナチュラルワイン」をおすすめしていただきました! お肉料理にはもちろんのこと、どんなメニューにも合わせやすく、そのクラフト感がナチュラルワインの入門として最適なのだとか。今年の夏は、あなたもナチュラルワインデビューしてみませんか?

今月の1杯

ペットナット各種

ぶどうがワインになりかけの発酵した状態で瓶詰めしたもの。微炭酸でスッキリとした甘さがあり、飲みやすいのが特徴です。エチケット(ラベル)がオシャレなのも魅力の一つ! 女子会に◎。

今月の一皿

土佐あかうしのステーキフリット(3,850円)

赤身の旨みが強くジューシーな土佐あかうしのステーキに、じゃがいもは店主自らが自分の畑で作った、通称「ひろしのじゃがいも」を使用。ホクホクとした食感に素材本来の優しい甘みがたまりません!

那帆のワイン豆知識

ぶどう本来の美味しさが宿るナチュラルワインとは?

「ナチュラルワイン」は英語表記なので、日本語では「自然派ワイン」と言います。フランス語では「ヴァン・ナチュール」など様々な呼び方が。ワイン法に則って、ぶどう栽培や醸造が行われる一般的なワインとは異なり、人的操作を極力使わずに自然に作られたワインは、ぶどう本来の美味しさをより感じられると人気が高まっています。

お店のInstagramもチェック

■お店のInstagramはコチラ

お店の場所はコチラ

宮嶋那帆のInstagramもチェック

■宮嶋那帆Instagram

基本情報

店名

CAFÉCABARET

ジャンル

フレンチ 

住所

松山市花園町3-1 マツヤマ楽器ビル3F

電話番号

089-934-6271

営業時間

11:30~13:30、18:00~21:00

定休日

月 火 

駐車場