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新宮あじさい祭りでモノレールやお買い物、紫陽花の隙間をお散歩してきました!【愛媛/四国中央市】

2025.7.3 えひめのあぷり編集部

あじさい号でわくわくドキドキ体験!

新居浜市在住の子育てママ、せきぐちです。
新宮あじさいの里の「あじさい祭り」で楽しい体験をたくさんしてきたので、その様子をレポートします!

新宮あじさい祭りは、例年1万人以上の人が来場する大人気のイベント♪
日曜日に行ったのですが周辺の駐車場は常に満車状態で、たくさんの人で賑わっていました。

あじさいの里から最も近い駐車場には停めることができず、約400m離れた場所にあった臨時の駐車場に駐車。
この日の四国中央市は最高気温30度かつ太陽もギラギラの暑い日だったので、400mとはいえ到着前から少し体力を削られてしまいました。

新宮あじさいの里は山の中にあり、この日も風が吹くととても心地よかったですが、直射日光はとても暑かったので、帽子やタオル、水分などの熱中症対策は必要。
「あじさい祭り」は29日までですが、7月もあじさいは咲いているので見にいかれる方はしっかり対策して行ってくださいね!

あじさい祭りといえば、「モノレール」♪
モノレールに乗ってあじさいの鑑賞ができます。

高いところから紫陽花の里を見渡せて、まさに絶景!
あじさいの間をすり抜けていくのですが、モノレールの周りにはあじさいがたくさん咲いていて見ごたえがありました。

一緒に行った2歳8か月の娘は抱っこで乗車。
席ごとにシートベルトはついていないので、小さい子どもは抱っこ一緒に乗るのが良さそうです。

想像より急な斜面を登るので、かなりスリル満点!
ジェットコースターの始めにあるガタガタと登っていくところが怖い方は、楽しさより恐怖が勝ると思うので、おすすめしません。

ただ、あじさいの里のあじさいは山の斜面に生えていて、上まで登ってからまた降りるとなるとかなり大変なので、乗れる方は乗って上まで行く方が楽です。
上までモノレールで行って、下りはゆっくり歩いて降りたのですが、特に疲れることもなく楽しく散策できたのでおすすめ♪

あじさい祭りのモノレールは期間限定運行ということもあり、大人気!
特に休日は長い待ち時間が発生することもありますが、とても楽しい体験ができたので、運行期間中に行く方はぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。

モノレールは運行時間が10:00から16:30までで、片道料金は500円。
今年は6月29日(日)まで運行予定ですが、雨天時は運行が中止されることがあるので、ご注意を!

【愉快なメンバー紹介】
●せきぐち
新宮町だと霧の森にはよく行くが、あじさいの里は初めて。
絶叫マシンが好きなタイプなので、モノレールはとても楽しかった。
所々にもりもり咲いたあじさいも見ることができて大満足!

●旦那さん
モノレールの想像以上のスリルに驚いていた。
娘ちゃんを落とさないか心配していたが、乗ってみると楽しかったらしく、二人で仲良くモノレールを楽しんでいた。

●娘ちゃん
普段は歩くのが大好きだがこの日は終始「抱っこして」モードだった2歳8か月ガール。
ただ、山の斜面が急なところや車道など、どのみち抱っこしていた場所も多かったので空気を読んでくれたのかもしれない。
何が楽しかったか聞いたところ「お茶」といわれたので、売店で飲んだ新宮茶がよほど美味しかったらしい。

モノレールの名前は「あじさい号」。
名前から可愛いですよね♪

モノレールはかなり上まで登ります。
周りにあじさいが咲いていて綺麗!

右も左も景色が最高。
高いところが怖くなければ見渡してみてくださいね♪

乗車券はもらって帰ることが可能。
娘ちゃんはお膝の上に乗るなら無料でOKとのことでした。

あまり角度が無いように見えますが、実際に乗ってみると想像以上に急こう配。
「直角じゃない?」とすら思うほどでした。

モノレールで登った先には売店が♪

モノレールで上に登ったら、ぜひ行ってほしいのが売店。
あじさいを見るルートではなく、停車駅からさらに上に100メートルほど行ったところにありますよ♪

新宮茶の茶葉やお茶を使ったお菓子のほかに、名物のあじさい団子やお寿司、わらび餅が販売されていました。
あじさい団子をひとつ買って帰ったのですが、サイズが大きくもちもちでかなりボリュームがあったのと、新宮で採れたヨモギの香りが強く香って、美味しかったです!

また、この日は大西茶園の新宮茶の販売もありました。
暑い日だったので冷たい新宮茶は大人気で、売店の中の椅子に座ってお茶を片手に休憩する方や、お茶を片手に散策に行かれる方がたくさん。

私も購入して飲んだのですが、香り高く爽やかなお茶が炎天下で熱くなった体に沁みました。
香りはしっかりしますが、苦みが少ないので、娘ちゃんもごくごく飲んでいましたよ~♪

売店は屋根と椅子があるので多くの方が休憩中。

大西茶園の茶葉が販売されていました。
色々な種類がありましたよ~!

お菓子やお団子、お寿司まで!
あじさい団子はあじさい祭りの名物なのだそう。

大西茶園の冷たいお茶。
暑い日だったので、よりおいしく感じました。

娘ちゃんもゴクリ。
「美味しい~!」と言っていました♪

週末限定の山菜うどんは昼過ぎには売り切れ! あじさい茶屋は大人気!

あじさいの里の入り口にあるあじさい茶屋。
例年、あじさい祭りの開催に合わせてOPENするこのお店は、週末限定の山菜うどんが名物。

11:00から販売開始で、私が行った12:30頃にはすでに売り切れ!
すぐになくなってしまう大人気商品なので、絶対食べたい方は11:00より前から並んでおくことをおすすめします。

外には水車があったり、お土産の販売もあるあじさい茶屋。
水車のちょうど下あたりにあじさいがたくさん咲いていたので、山と空とあじさいと水車の美しいコラボをお見逃しなく♪

あじさいの里の山の斜面に植えられたあじさいはなんと約2万株。
あじさいまみれといった状況ではありませんでしたが、所々満開の株があり写真を撮りたくなる場所がたくさんありました。

あじさいは青や紫、白にピンクとたくさんの顔を見せてくれる、初夏の風物詩。
色とりどりに咲くあじさいにとても癒されたので、見た目に涼しいあじさいを見にいってみては。

山菜うどんはすでに売り切れ。
予想はしていましたが、食べてみたかったです。

自動販売機があったりお土産が売っていたりするので、うどんが売り切れても人はたくさん。

空の色がうつったような青のあじさい。

淡い色のあじさいも素敵。
たくさん花がついていました。

この日のベストスポット。
色とりどりのあじさいがこれでもかと咲いていました♪

あじさい茶屋の近くでは土佐打刃物や美味しいものも販売!

あじさい茶屋から駐車場を渡ってすぐの場所にはテントが二つ。
ヤマサ刃物の商品(土佐打刃物)と乾きものや干し果物など美味しいものが売られていました。

ヤマサ刃物は、高知県香美市土佐山田にある刃物専門店。
包丁・鎌・園芸刃物・鉈・斧・レジャーナイフなど、多彩な刃物がありました。

見た目から切れ味の鋭そうな良い刃物がたくさんあったので、ぜひ一度覗いてみては。
土佐打刃物だけでなく、お手頃な値段のものもありましたよ♪

ヤマサ刃物の隣のテントで販売されていたのは、乾きものや干し果物などどれも美味しそうなものばかり。
「すり身でレモン」という、魚のすり身シートの間にレモンが挟まったものを購入したのですが、一口目は不思議さが勝りますが気付けば手が止まらなくなる味!

レモンの部分にはざりざりしたお砂糖も入っているので、甘じょっぱ好きで珍味が好きな方にはとてもおすすめ。
レモンの爽やかさがいいアクセントになった美味しい商品でしたよ♪

また、私が行った日はタイの乗り物「トゥクトゥク」が来ていました。
「トゥクトゥク」が来るのはあじさい祭りの期間中2日しかないこともあり、「トゥクトゥク」に乗って特別なあじさいの遊覧を楽しむ方も多かったです。

ヤマサ刃物のテントには刃物がたくさん。
最近包丁の切れが悪いと感じている方は、一度立ち寄ってみては。

美味しそうなものがずらっと並びます。
試食させてもらった「とろろちりめん」も美味しかったです。

トゥクトゥクは人が集まったら出発する形式。
独自のルートを走るので、モノレールからも見ることができない景色を楽しめます。

あじさいの里の散策路の途中には赤い屋根の休憩所があります。
屋根も椅子もあるので、散策の合間で休憩できるのは嬉しいですよね♪

新宮あじさい祭りは楽しいことや美味しいものがたくさんの素敵なイベントでした!
その年ごとに見頃の時期は変わるので満開の時期に行くのは難しいですが、6月の下旬頃を狙っていくのがおすすめです。

モノレールはスリル満点で、美しい景色も見られるので、ぜひ体験してみてください。
ただし期間限定運行で、雨が強いと運休する点にはご注意を!

売店やあじさい茶屋でおみやげを買ってかえるのもおすすめ♪
週末限定の山菜うどんや名物のあじさい団子もお忘れなく。

急な斜面にあじさいが咲く新宮あじさいの里では、下から順に咲き始めるため、長期間あじさいを楽しめます。
美しいあじさいを見て、目から涼しさを感じてみてはいかがでしょうか。

■新宮あじさい祭り
開催日/2025年6月7日(土)~6月29日(日)
開催時間/10: 00~16:30
開催場所/新宮あじさいの里
住所/愛媛県四国中央市新宮町上山3336
料金/入場無料
駐車場/あり(付近に臨時駐車場あり)
お問い合わせ/四国中央市役所観光交通課
電話番号/0896-28-6187

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