
2026年1/1~1/3 新年は所願成就の古社で清々しい時間を過ごそう
愛媛県西条市に位置する「伊曽乃神社」は、御鎮座から1800年余りという長い歴史を持ち、奈良時代には伊予国第一の大社として、皇室からの崇敬も厚かった神社です。
所願成就の神として知られる皇祖神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)と、国土開発の祖神である武国凝別命(タケクニコリワケノミコト)が祀られており、年間通して様々な神事や祈祷が行われています。

新年の初詣には、氏子や崇敬者を中心に多くの参拝者で賑わいます。正月三が日の間で、約3万人もの人たちが参拝に訪れるとのことなので、余裕のあるスケジュールでお詣りしましょう。
ご祈祷は予約なしで受けることができます。ご希望の方は問い合わせてくださいね。家内安全や商売繁昌、厄除年賀などのご祈祷を受け、2025年をより良いものにしましょう。

1月2日には居合の奉納が行われます。居合術を近くで見られる貴重な機会です。緊張した空気が流れる独特な雰囲気をぜひ体感してみてください。

また、1月3日には獅子舞の奉納があり、その迫力の舞は必見ですよ。様々な表情を見せながら激しく舞う獅子舞は悪魔払いをしてくれます。
鬼の面の魔除け「破魔鬼」に開運を願う

(破魔鬼-はまき/大1,000円、小800円)
「伊曽乃神社」には、干支のおみくじや御守をはじめ、交通安全や健康の御守など、多彩な縁起物がそろっています。
その中でも、特徴的な授与品が「破魔鬼」。鬼は恐ろしいものと言われますが、「伊曽乃神社」では、古くより、祭礼のときに警固をする鬼頭(おにがしら)という組織があります。「破魔鬼」は、鬼頭の“つよさ”に対する憧れから、その鬼頭が背負う鬼の面を模した魔除けの御守です。魔除け、開運厄除等、繁栄をもたらしてくれる福の神で、正月から始まる年間のお守りとして、床の間・居間・玄関などにまつります。

(一番守)
「伊曽乃神社」は、称徳天皇の御代(天平神護2年 西暦766年)に日本で初めて神位従四位下に叙せられた神社です。これは日本における神位奉授の始まり。後に崇徳天皇の御代(永治元年 西暦1141年)に、神格正一位に極位されました。
この“日本で一番始めに神格を授かった神社”という故事にならい、「一番守」が奉製されました。年の始めに縁起の良い「一番守」を戴き、良い年の始まりにしましょう。

(歳旦御幣-さいたんごへい/800円)
境内地に鎮座する【古茂理神社-こもりじんじゃ】は、安産・子育て・お子さんの成長を見守って下さる神様です。伊曽乃の大神様とあわせてぜひお詣りしましょう。
また境内には「宝物館」があり、国の重要文化財の『与州新居系図』をはじめとする神宝類約130点、故大倉粂馬氏奉献の古文書等の蔵書約1万冊が収蔵されています。年末年始は休館していますが、お正月以降に参拝の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
※宝物館の拝観は有料になります

歴史ある古社「伊曽乃神社」の初詣で悪魔払いをし、清々しい気持ちで新年をスタートしませんか。
※神社周辺の道路は狭い箇所がありますので、参拝の際は気を付けましょう。
※冷え込むことが予想されるので、暖かい格好でお出掛けしましょう。
伊曽乃神社 2026初詣の情報
日時/2026年1月1日~
場所/伊曽乃神社
住所/愛媛県西条市中野甲1649
料金/無料
トイレ/あり
バリアフリー/あり(一部無し)
※詳細は【えひめのバリアフリー情報 おでかけイーヨ】をご覧ください
お問い合わせ/伊曽乃神社(0897-55-2142)