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寄港地/ランチ【最新版】港に佇む隠れ家「たこ焼きランチ」にいってみよう!(愛媛/今治市)

2025.7.6 えひめのあぷり編集部

今治市でここだけ?!30年以上続く“鉄板”スタイルとは

なづなのただいま今治~♪
今回ご紹介するのは、ランチの定番をちょっと飛びこえた“たこ焼き”!
実は、お昼のごはんにもぴったりの「本格鉄板たこ焼き」を30年以上焼き続ける、とっておきの憩いスポットが今治にあるんです♪
そのおいしさのヒミツ、そして【寄港地】という名前に込められた歴史とあたたかな想い。
今日は、その魅力をたっぷりお届けしていきますね♪

「寄港地」とは、“航海中の船が途中の港に立ち寄ること”を表し、その名前の通り今治港の目の前にある店舗は、当時今治に寄港する船や港で働く人たちのためにほっと一息つく温かい場所として愛されてきました。

お客様から「ママさん」の愛称で慕われ、今年77歳とは思えないほど明るい笑顔と元気な接客で活気づく店内。
港の前にお店を構えて36年目、仕込みや生地作りなど全て1人で切り盛りし、変わらない味を届けながら、来店した人を笑顔にするユーモアたっぷりの名物ママさんです。

寄港地のたこ焼きを紹介する上で切り離せないのがこの特注で作られた鉄板プレート。
約800グラムの大きな鉄板ごと提供されるスタイルは、創業当初から変わらない寄港地の醍醐味です。
「このスタイルでしている所はみたことないね」と明言するほど、鉄板の熱々たこ焼きが食べられるのは愛媛でここだけかも!?しれません。

あっさり出汁派?コクのあるソース派?オリジナルで味わえる“たこ焼き”

一般的なたこ焼きは、ソースをイメージする方も多いかもしれませんが、寄港地のたこ焼きは何も塗られていない状態で提供されます。
一つ一つがふわふわで大きく、一人前12個入りのたこ焼きはボリュームがあり満足感がすごいです。

鉄板の横にかつおと昆布をベースにした特性出汁が添えられており、熱々のたこ焼きを出汁にジュワっとくぐらせて食べる明石焼き風は、あっさりとした味わいがやさしくて相性抜群!

テーブルには、ソース・鰹節・青のりが置いてあり、自分の好みに合わせて量を調節することができます。
コクのあるソースとあっさり出汁を交互で楽しむ方も多く、自分のオリジナルで食べられるのも人気の理由の一つ♪
トッピングやセットも豊富で、最後まで熱々なのが嬉しい「鉄板たこ焼きランチ」みなさんも自分好みの食べ方をぜひ見つけてくださいね。

全て手作りへのこだわり、これからも一息つける今治憩いの場所

たこ焼きで有名な【寄港地】ですが、看板にも大きく書かれてあるように「甘味処」としても実は人気を誇っています。
中でもママさんが一から作る「自家製の小豆」はファンが多く、訪れたら一度味わってほしい逸品。
大きな小豆の粒が壊れないように、2日間かけてふっくら煮込み、夏季には「氷ぜんざい」として“かき氷“で登場します。
写真でも伝わると思いますが、小豆が今にもこぼれそうなくらい溢れ、甘さ加減が絶妙で一口目から最後まで飽きずに味わうことができます。

特性の小豆は手づくりぜんざいや、白玉とも味わうことができ一年を通して楽しむことができます。
その他メニューも全てママさんこだわりの手作りで、生わらびもちは柔らかな食感と口どけが良く、焼きプリンは表面固め、中はもっちりとした絶品スイーツ♪
甘味と塩味を交互で味わえるたこ焼きとセットで注文するのもおすすめですよ。

カウンターに座って見ているとママさんがたこ焼きをひっくり返す技術はスピーディーで圧巻!
(こちらまいぷれ今治の公式インスタグラム動画で見られるかも?!)
奥には広々とした8人掛けのテーブル席があり、友人や家族とも過ごしやすくシェアして味わうのもおすすめです。
帰り際には「また今治来たらいつでも寄りね」の言葉が温かく、お腹も心もほっこり満たされていました。
昔どこか懐かしい【寄港地】あなたも訪れてみると、ほっと一息つく店内と熱々のたこ焼きが今治の思い出の味になりますよ。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

寄港地の場所はこちら

寄港地の基本情報

店名

寄港地

住所

今治市恵美須町1-4-11

電話番号

0898-32-0577

営業時間

11:00~16:30

定休日

火曜(臨時休業あり)

駐車場

有(4台)