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【しまバルBoff/ランチ】 伯方島を満喫♪ しまなみ海道を巡るランチ旅 【愛媛/今治市】

2025.5.1 えひめのあぷり編集部

2024年10月NEWオープン! 地元食材たっぷりの「島ごはん」

なづなのただいま今治~♪
今回の旅は『しまなみ海道』が繋ぐ、2番目の島“伯方島”。

桜の名所「開山公園」で春を満喫するのはもちろん、旅の楽しみといえばやっぱりランチ!
美味しいごはんとの出会いは、島の記憶をぐっと深めてくれます。

そんな伯方島で今回立ち寄ったのは、「しまバルBoff(ボフ)」。
しまなみ海道「伯方島IC」を降りてすぐ目の前という好立地に、2024年10月に新しくオープンした注目のランチスポットです。

オーナーは、東京都から大島に移住してきた阿部川さんご夫婦。
「憧れの島暮らしがしたい」と移住を決意し、奥様の由紀さんは今治市の地域おこし協力隊として活動、そしてご主人は都内で飲食業に従事していた経歴の持ち主です。

どこか懐かしさを感じさせるレトロな外観の建物。
ちょうど空き物件が出たタイミングで、周りからの後押しもあり、「いつか2人でお店を開けたらいいね」と話していた夢が、いまこの島で形となりました。

“おかわり自由”!? お腹も心も満たされるランチタイム

ランチタイムのメニューは、メイン料理が楽しめる「週替わりランチ」と、「週替わりパスタランチ」の2種類。
どちらも、先付けに前菜盛り合わせとスープ、パスタ(orメイン)、ごはん2種、ドリンクまで付いて1,200円!

地産地消をテーマに、料理に使われる食材は、店を中心に半径30キロ圏内で収穫されたもの。

“旬の食材を採れたてで味わう”という最高の贅沢に出会った夫妻は、家庭ではあまりなじみのない調理法も取り入れながら、一つひとつ丁寧に手作り。
彩り豊かに仕上げられた、地元の新鮮な食材の美味しさをたっぷり堪能することができます。

「お腹いっぱいになってほしい」というオーナーの思いが詰まったランチは、今治のお米を使ったごはん2種が“おかわり自由”なのも魅力的!

大きな窯でふっくら炊かれたつやつやの「白ごはん」は、前菜と相性抜群なのはもちろん、この日登場した「豚バラ大根の炊き込みご飯」は、旨味たっぷりでおかわりが止まらない美味しさです♪

島と人をつなぐ「しまバルBoff」を目指して

食後のドリンクやスイーツにも、島の恵みが生きており、レモンの島と呼ばれる瀬戸内らしく「レモネード」や「自家製ジンジャーエール」が大人気。

季節ごとに登場する手作りケーキもファンが多く、取材時には甘夏を使った焼きケーキが登場。
ほのかな酸味と優しい甘さが絶妙にマッチしていました。

木の温もりを感じる落ち着いた店内には、仕切りのある個室やカウンター、そしてペット同伴OKのテラス席も♪
ゆったりと流れる島時間の中で、家族や友人、大切な人と過ごすのにぴったりの場所です。

大切に育てられた食材を無駄にせず、生産者の人たちも、島に訪れてくれる人たちも、みんなが笑顔になれるような場所。
そんなお店の形を、ここから少しずつ作り上げていきたいと笑顔で語る阿部川さんご夫婦。

店名「ボフ」の由来は、愛犬“ぐりとぐら”の鳴き声から♪
夫妻の優しい人柄は接客にも表れていて、きっと「しまバルBoff」に訪れると、旬の食材とオーナーの愛がたっぷり「島ごはん」にほっこり。

伯方島の風景とともに、心温まるランチタイムをすごしてみてはいかがでしょうか?

※掲載のランチ内容は、取材時点の情報に基づいております。季節や仕入れ状況等により、内容が変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

■ しまバルBoff(ボフ)
場所/愛媛県今治市伯方島叶浦1667-15
電話番号/0897-72-8565
営業時間/11:00~15:00 18:00~23:00(金・土・祝前日のみ)
駐車場/あり
定休日/月曜日
今回紹介したランチ/週替わりランチ(1,200円)