【愛媛|gogoshima beer farm】夏に飲みたいクラフトビール特集

2023.6.22 えひめのあぷり編集部

今、愛媛のクラフトビール旋風が止まらない! 愛媛ならではの温暖な気候や、特産品、斬新なアイデアなど、今注目のクラフトビールに関するニュースをご紹介します。今回は、2023年4月にオープンした松山市・興居島にあるクラフトビール醸造所「gogoshima beer farm」さんに編集部がおじゃましてきました。

2023年4月オープン! サステナブルなブルワリー

興居島の古民家を活用! 地域密着型の憩いの場

今年4月、興居島にクラフトビール醸造所がオープン。かつて島の篤志家が住んでいた築150年の古民家で、できたてのクラフトビールやミカンジュースなどのドリンクと、愛媛県産の真鯛を使ったフィッシュ&チップスなどの軽食が味わえる。

店を営むのは、2022年に神奈川県横浜市から興居島へ移住した南雲さんご夫妻。横浜で飲食店を営んでいた経験を活かし、今後の可能性を感じた興居島でクラフトビール事業を始め、移住した年の夏に開店のためのリノベーション工事に着手した。

二人三脚で店を回す南雲さんご夫妻。現在は、昨年生まれた 2番目のお嬢さまも一緒

南雲さんが元々クラフトビールに興味があったことと、お酒を楽しめる場所を興居島につくることが地域のためにもなると考えたことが、新しい事業としてクラフトビールを選んだ理由だという。工事中も、島の人たちを招いて見学会やDIYのイベントを開催するなど、地域密着型にこだわった。

一つひとつ形が違 うタップの取手は、木 工作家による手作り

もちろん、そのこだわりは開店に向けた活動だけではない。同年11月末に無事完成した醸造所で醸造するクラフトビールは、地元農家が丁寧に育てる中で間引いた規格外の青ミカンや、愛媛県産の米・小麦、島内のコーヒー店「CottonJohn Coffee」のコーヒー豆を使用。いずれも興居島を中心とした県内の魅力ある素材をクラフトビールという形にアップデートさせたものだ。

魅力的な素材を使用した個性豊かなビールたち。一番右が、5月から販売がスタートした新作 「gogoshima FarmHouseAle w/wheat」

新作は、農業との出合いがきっかけで造った、別名〈農家のビール〉。南雲さんご夫妻の、サステナブルなビール造りは、地域の人々の憩いの場所をつくりながら続いていく。

基本情報

店名

gogoshima beer farm

住所

松山市由良町803-1

営業時間

11:00~16:00

定休日

日~木曜、祝日

駐車場