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松山で愛され続ける老舗店のカレー5選|専門店と大衆食堂の変わらぬ味

2025.9.12 えひめのあぷり編集部

愛媛県松山市には、長年地元で親しまれてきたカレー店が数多く存在します。
昭和の創業から代々続くカレー専門店のマイルドでコク深い手作りルウ、ボリューム満点のジャンボカレーやサクサク衣のカツ、豊富なトッピング…。
おいしさはもちろん、店主の想いと歴史まで感じさせるこだわりの一皿ばかりです。
今回は、松山市内でおいしいカレー専門店を探している方にぜひ知ってほしい、地元で愛され続ける老舗5店をご紹介します。

※内容は変更になる場合があります。ご利用の際は事前にご確認の上お出かけください。

カレーのライオン(愛媛県松山市)昭和39年創業のカレー専門店

愛媛県松山市の老舗「カレーのライオン」は、昭和39年創業のカレー専門店。
店主の清水隆さんは現在85歳、今も変わらず厨房に立ち続けています。
もともとは洋食屋として開店し、人気メニューだったカレーに特化して専門店となりました。

一番人気の「カツカレー」をはじめ、すべて手作りのカニクリームコロッケやカキフライが贅沢に乗った「海の幸カレー」、サクサク衣の「ナス&チーズカレー」など彩り豊かなトッピングが楽しめるのも魅力。
1度に125人分を仕込み一晩寝かせたルウは、タマネギの甘みとスパイスの香りが絶妙に調和し、マイルドでコクのある味わいに仕上がっています。

店内はこぢんまりとしたカウンターが中心で、どこか家庭的な雰囲気。
昭和レトロなペーパーナプキンやロゴにも懐かしさが。
「毎日がスタートという気持ちで、一つひとつ丁寧に作っている」と語る清水さんは、「僕一代で店は閉めるよ」とも。
丁寧にこだわって作ったカレー。何度でも食べにいきたくなりますね。

▶「カレーのライオン」の紹介記事はこちら

【基本情報】

店舗名
カレーのライオン
住所松山市千舟町3-2-15
営業時間11:00~20:00
定休日水曜
駐車場

ブルドック 歩行町店(愛媛県松山市)洋食店仕込みの人気ミンチカレー

愛媛県松山市で親子三世代に愛される老舗「ブルドック」。昭和35年に松山三越裏に洋食店「ブルドッグ」がオープンし、歩行町店は昭和44年に暖簾分けとして開店しました。
現在は2代目店主が変わらぬ味を受け継いでいます。

写真は創業当初から人気の「ミンチカレー」。
ハンバーグ種を揚げたミンチカツのサクッとした衣、そしてジューシーな肉汁がルウと絡む、後を引くおいしさです。
卵に包まれた「ロイヤルハイシ」や、やさしい甘さが広がる「タマゴカレー」など、洋食屋らしいメニューも健在。

自家製ルウはタマネギや香味野菜をじっくり炒めて約3時間、その後さらに煮込んで完成する手間暇かけた一品。
まろやかで奥深い味わいが、長年のファンの心を掴んで離しません。
カウンターのみの店内は、ひとりでも気軽に立ち寄れる空間です。いつもの席で、いつもの味を。そんな安心感に包まれる、松山の老舗です。

▶「ブルドック 歩行町店」の紹介記事はこちら

【基本情報】

店舗名ブルドック 歩行町店
住所松山市歩行町1-9-1
営業時間11:00~20:30 ※売り切れ次第終了
定休日日曜
駐車場


カレーショップ デリー(愛媛県松山市)まつちかタウンとともに歴史を刻むカレー専門店

昭和46年、愛媛県松山市「まつちかタウン」の開業と同時に生まれた「カレーショップ デリー」。
当時珍しかったカレー専門店を立ち上げた初代のチャレンジ精神が、今に続く“松山のソウルフード”を築き上げました。
看板の「エッグカレー」は、ゆで卵のフライと甘口ルウの黄金コンビ。
カツカレーはボリューム満点で男女問わず人気No.1、エビカレーもサクサク食感が楽しめる定番メニューです。

独自のルウは、大量のタマネギを飴色になるまで炒めて甘みとコクを引き出し、セロリやネギなどで煮込んだスープと合わせたクセになる味わい。
スパイスの香りと深みある味で、世代を超えて愛されています。
注文後すぐに提供されるスピードも、多忙なビジネスパーソンに好まれる理由のひとつです。

カウンター席中心の店内はコンパクトながらも居心地がよく、まつちかタウンを訪れる多くの人々が「変わらない味」を求めて足を運びます。

▶「カレーショップ デリー」の紹介記事はこちら

【基本情報】

店舗名
カレーショップ デリー
住所
松山市湊町5-1-1 まつちかタウン内
営業時間11:30~15:00、17:30~19:00
定休日第3水曜
駐車場

カレーハウス いんでいら(愛媛県松山市)欧風×インド風!2種の本格ルウ

愛媛県松山市にある「カレーハウス いんでいら」は、1989年に東京の老舗カレー店から暖簾分けするかたちで誕生しました。
開業以来、欧風とインド風の2種の本格カレーを看板に掲げ、地域に根ざして味を磨き続けています。
欧風のルウはスパイスと小麦粉をオーブンで焼く独自製法で香ばしくコク深く。
インド風ルウは20種以上の香辛料を使ってスパイシーな味わいに。
どちらも、世代を超えて親しまれる確かな味です。
セットメニューでは2種のルウを同時に楽しむことも可能です。

人気No.1は「チキンカツカレー」。
欧風とインド風からルウを選ぶことができます。
他にも、有頭エビが丸ごとのった「エビフライカレー」や、ナスとひき肉のコンビが絶妙な「なすとひき肉カレー」など、男性のみならず女性にも好評のメニューが並んでいます。

光が差し込む明るい店内にはカウンターとテーブル席があり、ひとりでも家族でも落ち着いて食事ができる空間が広がっています。

▶「カレーハウス いんでいら」の紹介記事はこちら

【基本情報】

店舗名カレーハウス いんでいら
住所松山市来住町824-1
営業時間11:00~L.O.14:30、17:30~L.O.21:00
定休日木曜
駐車場


大衆食堂 太養軒(愛媛県松山市)復活した食堂の名物「ジャンボカレー」

1968年に愛媛県松山市で創業した「大衆食堂 太養軒」は、昭和レトロな雰囲気が懐かしい食堂。
初代から親子2代にわたり愛されてきましたが、閉店後に常連だった3代目がその味を引き継ぎ再スタートしています。

一番人気の「ジャンボチキンカツカレー」は、直径30cmを超える大皿にたっぷりのルウと揚げたてチキンカツ、さらに生卵がトッピングされた大満足の一皿。

ハンバーグカレーや、かつ丼にカレーをかけたユニークな「かつ丼カレー」も常連に人気。
カレールウは、すりおろしフルーツを加えたやさしい甘みと、後からじんわり香るスパイスが魅力です。

長机の並ぶ昭和な店内では、会社員や学生、家族連れが思い思いに過ごす、どこか懐かしい時間が流れています。
世代を超えて“定番の味”を楽しめる、松山の大衆食堂です。

▶「大衆食堂 太養軒」の紹介記事はこちら

【基本情報】

店舗名大衆食堂 太養軒
住所松山市道後一万7-13
営業時間11:00〜L.O.14:30、17:00~L.O.21:30
定休日水曜、不定休あり
駐車場


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